クリハラン

地面から大きな葉っぱ！

湿った土上や岩上に生える。
写真 / 2023.7.21 静岡県西伊豆町 S.Ikeda
根茎を長くはって葉を出す。
写真 / 2021.8.9 千葉県南房総市 S.Ikeda
沢沿いによく群生している。
地面から生えているものは葉を立たせる。
写真 / 2023.7.21 静岡県西伊豆町 S.Ikeda
葉裏。
胞子のう群は円形。
真ん中の脈の両側に1～4列つける。
写真 / 2023.5.3 鹿児島県さつま町 S.Ikeda
バラバラについたもの。
いくつか胞子のう群同士くっついている。
写真 / 2022.10.4 千葉県鴨川市 S.Ikeda
葉の下部は柄に流れてつく。
写真 / 2023.7.21 静岡県西伊豆町 S.Ikeda
葉柄基部。
茶色っぽい鱗片(りんぺん)が多い。
写真 / 2023.7.21 静岡県西伊豆町 S.Ikeda
新芽はくるくる。
写真 / 2023.5.3 鹿児島県さつま町 S.Ikeda

特徴

暖かい地域に多い木の葉のようなシダ。シダなので葉裏に丸くて大きな胞子のう群をつけます。名前の由来のクリの葉にはあまり似ていません。
　
大きさ : 40cmくらい
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 林内の沢沿いなど
分布 : 日本(本州(関東以西), 四国, 九州, 奄美大島, 沖縄島), 小笠原諸島), 済州島, 台湾, 中国, 南アジアなど

※正確な種(しゅ)の判定は、形態を細部まで見る必要があります。