シモツケソウ

ひときわあでやかな桃色(ももいろ)の花(はな)

あでやかな花(はな)が魅力(みりょく)的(てき)
花(はな)があでやかなのは、花弁(はなびら)よりも長く(ながく)、赤(あか)紫色(むらさきいろ)のおしべがたくさん伸び(のび)だしているためです。
写真(しゃしん) / 230722 山梨(やまなし)北(きた)杜(もり)市(し) I Watanabe
葉(は)はもみじ形(がた)で、先(さき)は鋭く(するどく)尖り(とがり)、縁(えん)に不揃い(ふぞろい)のぎざぎざがあります。
写真(しゃしん) / 230722 山梨(やまなし)北(きた)杜(もり)市(し) I Watanabe
こちらはシモツケ（樹木(じゅもく)）の葉(は)、単葉(たんよう)です。
写真(しゃしん) / 230723 長野(ながの)県(けん)原村(はらむら) I Watanabe
手のひら(てのひら)状(じょう)に裂け(さけ)た葉(は)の下部(かぶ)に、小さな(ちいさな)葉(は)（側(がわ)小(しょう)葉(は)）が何(なん)枚(まい)もついています。
写真(しゃしん) / 230722 山梨(やまなし)北(きた)杜(もり)市(し) I Watanabe

特徴(とくちょう)

草原(そうげん)の散策(さんさく)途中(とちゅう)、赤(あか)紫色(むらさきいろ)の花(はな)の集団(しゅうだん)がひときわ目立ち(めだち)ます。シモツケ（樹木(じゅもく)）の花(はな)と似(に)ています。違い(ちがい)は葉(は)の形(かたち)で見分け(みわけ)ましょう。
　　
タイプ : 多年草(たねんそう)
大き(おおき)さ : 高(たか)さは20～100cm
花(はな)の時期(じき) : 初夏(しょか)　6～8月(つき)
生える(はえる)場所(ばしょ) : 草地(くさち)
分布(ぶんぷ) : 本州(ほんしゅう)（関東(かんとう)地方(ちほう)以西(いせい)）、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)

※正確(せいかく)な種(しゅ)の判定(はんてい)は、形態(けいたい)を細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 渡邉(わたなべ)勲(いさお)