オシダの根茎には、 駆虫に有効な毒成分があることがわかっています。 この根茎や毒から作られた生薬のことを綿馬(めんま)といい、 かつてはサナダムシや十二指腸虫などの寄生虫に対して用いられていたといわれています。
オシダ
針葉樹林で大きな葉を広げる!
特徴
涼しい山地を代表する大きなシダ。 葉は縦長で、 ツヤのある明るい緑色で、 軸部分は茶色っぽいです。 羽片は30~50対もあり、 下ほど縮まる形をしています。 羽片が深く切れ込むことで多数連なるU字形裂片となり、 裂片裏には円形の胞子のう群を軸側にだけつけます。 葉柄は短く、 幅広い茶色の鱗片をびっしりつけます。 放射状に葉を出して群生し、 その豪快な様子から「雄シダ」と名付けられました。
葉の長さ : 60~150m
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 山地の林内
分布 : 北海道、 本州、 四国(徳島)、 朝鮮、 中国北部、 極東ロシア
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
