シュロソウ

濃紫色の花を付けてスックと立つ

  • 周囲の緑の草の中で、 ひときわ目立つ。
    写真 / 2023.08.16 長野県原村 I.Watanabe

  • 葉は株の根元に生え、 花茎が高く立ち上がる.
    写真 / 2018.06.24 関東地区 渡辺坦 デジタル植物写真集

  • 両性花 花粉が出始めている。 中央にめしべが突き出ている。
    写真 / 2023.08.09 長野県原村 I.Watanabe

  • 雄花 茎の下部、 横枝につくことが多い。 めしべは無い。
    写真 / 2023.08.09 長野県原村 I.Watanabe

  • 蕾が、 ふくらみ始めている。 花茎は白い柔らかい毛でおおわれる。
    写真 / 2018.06.24 関東地区 渡辺坦 デジタル植物写真集

  • 開花間近、 茎頂の花穂、 濃紫色が目立つ。
    写真 / 2023.08.06 長野県原村 I.Watanabe

  • 実は3個セット。 先端に角(3本)が突き出している。
    写真 / 2023.08.13 長野県原村 I.Watanabe

  • 葉は茎の下部につき、 長さ20~30cm、 縦筋が目立つ。
    写真 / 2023.08.13 長野県原村 I.Watanabe

  • 茎には縮毛、 ちじれた毛が密生する。
    写真 / 2023.08.06 長野県原村 I.Watanabe

特徴

雄花と両性花を同一株につける。
  
タイプ : 多年草
大きさ : 高さは50~100cm
花の時期 : 夏
生える場所 : 山地の林内
分布 : 北海道、 本州中部以北

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

名前の由来

葉は茎の下部につき、 長さ20~30センチの幅広で、 縦に筋がある。 葉の基部が鞘状に茎を包み、 それが腐ると シュロ の毛のようになることから、 シュロソウと命名されました。

  • 株の根元、 鞘状の葉が枯れて、 白くシュロの毛のように見える。
    写真 / 2017.04.02 関東地区 渡辺坦 デジタル植物写真集

見られる散歩道

執筆協力 : 渡邉勲