クロヒカゲ

薄暗い林を飛ぶ黒っぽいチョウ

  • 裏ばねに目玉模様(眼状紋)がある。
    写真 / 2018.7.2 栃木県日光市 MasakoT

  • オス。 黒っぽい。
    写真 / 2018.9.23 東京都八王子市 MasakoT

  • はねを閉じて、 葉によくとまる。
    写真 / 2020.8.4 山梨県北杜市 MasakoT

  • 黒い線は、 目玉模様に沿うようにくの字に曲がるのが特徴。
    写真 / 2017.7.19 東京都八王子市 MasakoT

  • メス。
    写真 / 2013.9.10 札幌市厚別区 MasakoT

  • あまりはねは開かないが、 日向ぼっこをするときなどに開く。
    写真 / 2005.8.4 長野県小諸市 MasakoT

  • 写真 / 2024.6.12 札幌市厚別区 MasakoT

特徴

薄暗い林で見られる目玉模様の黒っぽいチョウ。 オスははねが黒褐色で、 メスは茶褐色ではねに丸みがあります。
 
大きさ : 開張45~55mm
食べ物 : 幼虫はタケ、 ササなどのイネ科植物 成虫は樹液など
成虫が見られる時期 : 5~9月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間の見分け方

ヒカゲチョウに似ています。
ヒカゲチョウは、 はねの色が薄く、 後ばね裏の線が直線的です。
クロヒカゲは、 林や山の薄暗い所で見られます。 はねの色が濃く、 後ばね裏の線がくの字に曲がっています。

  • 後ばね裏の線の曲がり方が違う。