ヨツバヒヨドリ

雌蕊(めしべ)目立つ(めだつ)白色(はくしょく)(うす)紅紫(こうし)(はな)

  • 白色(はくしょく)(はな)
    写真(しゃしん) / 2023.07.19 長野(ながの)(けん) 八島(やじま)湿原(しつげん) I.Watanabe

  • 紅色(こうしょく)(はな)
    写真(しゃしん) / 2023.08.30 長野(ながの)(けん)原村(はらむら) I.Watanabe

  • ()(くき)密着(みっちゃく)して、 葉柄(ようへい)無い(ない)()のギザギザは深く(ふかく)鋭い(するどい)
    写真(しゃしん) / 2023.07.19 長野(ながの)(けん) 八島(やじま)湿原(しつげん) I.Watanabe

  • ()が4(まい)()になっているので、 四葉(よつば)ヒヨドリ
    写真(しゃしん) / 2023.07.19 長野(ながの)(けん) 八島(やじま)湿原(しつげん) I.Watanabe

  • (くき)には、 薄く(うすく)()生える(はえる)
    写真(しゃしん) / 2023.07.19 長野(ながの)(けん) 八島(やじま)湿原(しつげん) I.Watanabe

  • ()(うら)葉脈(ようみゃく)浮き出る(うきでる)(うす)緑色(りょくしょく)
    写真(しゃしん) / 2023.07.19 長野(ながの)(けん) 八島(やじま)湿原(しつげん) I.Watanabe

  • 下段(げだん)(さき)開花(かいか)した(はな)は、 すでに(たね)熟し(じゅくし)羽毛(うもう)付け(つけ)ている。
    写真(しゃしん) / 2023.08.30 長野(ながの)(けん)原村(はらむら) I.Watanabe

特徴(とくちょう)

()が4()()(せい)するのでヨツバヒヨドリと()付け(つけ)られたが、 実際(じっさい)は3-7()(はば)がある。
 
タイプ : 多年草(たねんそう)
大き(おおき)さ :  (くき)(ちょう)100cm~150cm
(はな)時期(じき) : 初夏(しょか) 8(つき)~9(つき)
生える(はえる)場所(ばしょ) : 日当たり(ひあたり)のよい山地(さんち)
分布(ぶんぷ) : 北海道(ほっかいどう)本州(ほんしゅう)中部(ちゅうぶ)地方(ちほう)以北(いほく)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

アサギマダラの戦略(せんりゃく) 1

ヨツバヒヨドリ、 フジバカマなどのヒヨドリバナの仲間(なかま)(はな)(みつ)には、 アルカロイドという毒性(どくせい)物質(ぶっしつ)含ま(ふくま)れている。 アサギマダタは、 その(みつ)一緒(いっしょ)に、 アルカロイドも同時に(どうじに)吸い込む(すいこむ)体内(たいない)(どく)ため込ん(ためこん)でいるので、 野鳥(やちょう)から()守る(まもる)ことができる。

  • ヨツバヒヨドリの(はな)で吸蜜しているアサギマダラ
    写真(しゃしん) / 長野(ながの)(けん) 八島(やじま)湿原(しつげん) 2023.07.19 I. Watanabe

アサギマダラの戦略(せんりゃく) 2

アサギマダラは、 キジョランやイケマの()(うら)(たまご)産み付ける(うみつける)幼虫(ようちゅう)は、 キジョランやイケマの()食べ(たべ)成長(せいちょう)する。 その(さい)、 アルカロイドなどの毒物(どくぶつ)体内(たいない)吸収(きゅうしゅう)する。

  • キジョランの()食べる(たべる)幼虫(ようちゅう)
    写真(しゃしん) / 東京(とうきょう)()多摩(たま)森林(しんりん)科学(かがく)(かん) 2023.03.30 I. Watanabe

  • イケマの()食べ(たべ)て、 サナギへと変態(へんたい)直前(ちょくぜん)幼虫(ようちゅう)
    写真(しゃしん) / 長野(ながの)(けん)茅野(ちの)() 2023.07.18 I. Watanabe

  • サナギになり、 2週間(しゅうかん)()羽根(はね)模様(もよう)透け(すけ)見える(みえる)
    写真(しゃしん) / 長野(ながの)(けん)茅野(ちの)() 2023.08.01 I. Watanabe

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 渡邉(わたなべ)(いさお)