ハンゴンソウ

オオハンゴンソウに似るが、 花で区別

  • 風に揺れて、 茎がしなだれている。
    写真 / 2023.08.15 長野県原村 I. Watanabe

  • ハンゴンソウの花
    写真 / 2023.08.15 長野県原村 I. Watanabe

  • オオハンゴンソウの花 中心部が丸く突き出ているので、 見分けは簡単
    写真 / 2023.08.20 長野県原村 I. Watanabe

  • こちらは、 キオン、 花だけでは、 見分け困難、 葉が単葉なので見分けられる。
    写真 / 2017.08.13 長野県原村 I. Watanabe

  • 1本の茎で、 花を順次、 咲き分ける。 種を確実に残す工夫。
    写真 / 2023.08.06 長野県原村 I. Watanabe

  • 葉柄が長く、 深く裂ける。 風が吹くとひらひらと揺れて、 まるでおいでおいでと言っているみたいに見える。
    写真 / 2023.08.15 長野県原村 I. Watanabe

  • 葉の裏面 微毛が生えて、 ざらつく。
    写真 / 2023.07.19 長野県原村 I. Watanabe

  • こちらは、 オオハンゴンソウの葉 分厚く、 ざらつく。
    写真 / 2023.08.20 長野県原村 I. Watanabe

  • 果実
    写真 / 2023.08.30 長野県原村 I. Watanabe

特徴

昔から、 日本人の生活に深く根付いた植物。 オオハンゴンソウの登場で大迷惑。

タイプ : 越年草
大きさ :  茎長100cm~200cm
花の時期 : 初夏 8月~9月
生える場所 : 日当たりの良い山地・草地
分布 : 本州、 四国、 九州、 朝鮮、 中国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

名前の由来

言い伝え 1.昔、 死にかけた人が、 ハンゴンソウの薬を飲んで、 生き返った。 魂が戻ってきた草ということで「反魂草」 2.葉の形が、 人が死んだ人を手招きして呼び戻しているように見えるので、 「反魂草」。 いろんな言い伝えがあります。

注意点

葉の形が、 オオハンゴンソウに似ています。 オオハンゴンソウと間違えて、 ハンゴンソウの株を引き抜いたりしないようにしましょう。 オオハンゴンソウの方が1ケ月ほど早く、 開花します。 花が咲けば、 見分けられますので、 その時点でオオハンゴンソウを除去するようにしましょう。

執筆協力 : 渡邉勲