オトコヨモギ

野性味あふれる山育ちのヨモギ

  • 茎は地下茎を伸ばさず、 四方に這い、 こんもりと茂る。 主株の周りを子株が取り囲んでいる。
    写真 / 2023.08.23 長野県北斗市 I. Watanabe

  • 多数の花、 果実は0.8㎜以下、 種を付けないと誤解され、 男ヨモギと命名された。
    写真 / 2023.08.23 長野県北斗市 I. Watanabe

  • ヨモギと違い、 ほとんど無毛
    写真 / 2023.08.23 長野県北斗市 I. Watanabe

  • 裏面も表同様、 緑色。 葉柄は無い。
    写真 / 2023.08.23 長野県北斗市 I. Watanabe

  • 葉はへら形、 先端が3裂する。
    写真 / 2023.08.23 長野県北斗市 I. Watanabe

  • 基部の茎は、 角ばり木質化する。
    写真 / 2023.08.23 長野県北斗市 I. Watanabe

特徴

ヨモギとよく似ていますが大型で、 葉に毛がありません。 山道などに多く生えます。 花が咲いていないように見えることからオトコヨモギと名前がつきました。 カゼ,咳,口内炎,できもの,湿疹,黄疸などの薬として全草、 活用される優れものです。
  
タイプ : 多年草
大きさ : 高さは40~140cm
花の時期 : 8月~11月
生える場所 : 山地、 丘陵地
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州、 琉球

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

執筆協力 : 渡邉勲