タチフウロ

なよなよと草むらの葉の間から顔を出す。

  • 花は、 1本の茎に1~2個咲く。 花柄がすっと長く伸びて、 立ち上がる。
    写真 / 2023.08.30 長野県原村 I. Watanabe

  • 茎・葉は毛深い。
    写真 / 2023.07.26 長野県原村 I. Watanabe

  • タチフウロの花、 花弁が一部重なる。 花弁の半分くらいまで、 濃い紅紫色の脈が走る。
    写真 / 2023.07.26 長野県原村 I. Watanabe

  • ハクサンフウロの花弁は、 重ならない。
    写真 / 2023.7.22 山梨県北斗市 I. Watanabe

  • 花柄にも、 毛がたくさん生える。
    写真 / 2023.07.28 長野県八島湿原 I. Watanabe

  • ガクにも粗い毛がたくさん、 密につく。
    写真 / 2023.09.26 長野県原村 I. Watanabe

  • 種が果実の中から、 伸びだしている。
    写真 / 2023.09.26 長野県原村 I. Watanabe

  • 葉の裏面 粗い毛が一面に生えている。
    写真 / 2023.08.30 長野県原村 I. Watanabe

特徴

花は茎頂や枝先に仲良く、 2個ずつ咲く。 周りの草に負けないように花柄を伸ばす様子がかわいらしい。

タイプ : 多年草
大きさ : 高さは50~80cm 
花の時期 : 7月~9月
生える場所 : 山地の草原、 林縁
分布 : 本州(東北地方南部~中部地方)、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

執筆協力 : 田中ひとみ