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トウゲシバ

登山道からこんにちは!

  • 山地の斜面などに生える。
    これはヒロハノトウゲシバのタイプ。
    写真 / 2021.3 千葉県 S.Ikeda

  • モコモコと群生。
    これはホソバトウゲシバのタイプ。
    写真 / 2023.9 群馬県 S.Ikeda

  • 1本につき数回枝分かれする。
    写真 / 2023.8 長野県 S.Ikeda

  • 茎先によく無性芽をつける。
    ふつうはこれで増殖する。
    写真 / 2023.8 長野県 S.Ikeda

  • 茎の少し上あたり。
    大きな胞子のうをたくさんつける。
    写真 / 2023.8 北海道 S.Ikeda

  • 葉は中央が最も幅広い。
    フチにギザギザの鋸歯がある。
    ヒメスギランは鋸歯がない。
    写真 / 2023.8 長野県 S.Ikeda

特徴

山道の峠のような場所でよく出会うシダ植物。 茎を何回か枝分かれさせて立ち上がるようにして生え、 茎と葉の脇あたりにふくらんだ三日月形の大きな胞子のうをつけます。 葉は中央で最も幅広く、 フチにギザギザの鋸歯があります。
 
大きさ : 高さ5~30cm、 葉長5~30mm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 山地の林内や岩上
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州、 琉球、 台湾、 中国、 東南アジアなど

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。

3つのタイプ

本種は高山から低地まで様々な標高に生えます。 そのため、 地域によってサイズや葉幅に変化があることから、 以下のように3つの変種に分けられることがあります。 しかし、 見分けにくいものも多く、 最近は区別しないことの方が多いです。
 
●ホソバトウゲシバ : 葉は幅1~2mmで、 茎に対してやや垂れ下がるようにつきます。 涼しい地域に多いです。
 
●ヒロハノトウゲシバ : 葉は幅2~3mmで、 茎に対して葉はあまり垂れません。 暖かい地域に多いです。
 
●オニトウゲシバ : 葉は幅3~5mmで、 葉柄がはっきり。 亜熱帯のようなより暖かい地域に多いです。