シソ

庭に勝手に生えて、 喜ばれる草

  • アオジソ 香りがよく、 ほのかに苦味があることから、 刺身のつまや、 天ぷら、 麺類の薬味として利用される。
    写真 / 2023.09.09 長野県原村 I. Watanabe

  • 花は白色。 香りのよさが引き立つ。
    写真 / 2023.09.09 長野県原村 I. Watanabe

  • 蕾のガクは毛深い。 緑と白の色調がさわやか。
    写真 / 2023.09.09 長野県原村 I. Watanabe

  • 茎は四角系、 柱が4本入って、 すっと立つ。
    写真 / 2023.09.09 長野県原村 I. Watanabe

  • 葉はすっきりとした香が強く、 特に、 麺類の薬味として重宝される。
    写真 / 2023.09.09 長野県原村 I. Watanabe

  • アカジソ 葉は丸くて、 切れ込みが無い。 梅干しの色を引き立てるのに重宝される。
    写真 / 2023.09.17 長野県原村 I. Watanabe

  • こちらは、 チリメンジソ。 葉に切れ込みが深く、 ちじれるので命名された。
    写真 / 2023.09.09 長野県原村 I. Watanabe

  • チリメンジソ。 茎の先端にたくさんの花穂をつける。 地面に落ちた種は、 翌年、 春に芽生える。
    写真 / 2023.09.09 長野県原村 I. Watanabe

  • チリメンジソ。 茎は四角形で直立する。 アオジソより、 深い毛がある。
    写真 / 2023.09.09 長野県原村 I. Watanabe

特徴

和風ハーブの代表格。 防腐作用や殺菌作用があることから、 葉、 実、 花、 余すところなく利用される。 青ジソは、 生食のほか、 刺身や麺類の薬味、 つま、 天ぷらなどに、 梅干し、 漬物、 ジュースなどは食欲をそそる赤ジソが利用される。 大葉は青ジソの別名。
  
タイプ : 1年草
大きさ : 高さは40~100cm 
花の時期 : 9月~10月
生える場所 : 山地、 丘陵地、 道端
分布 : 日本には古代に渡来し、 各地で広く栽培

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

シソ(紫蘇)の名前の由来

若者が蟹による食中毒を起こし死にかけた時に、 シソの薬草を煎じて飲ませたところ回復したことから、 「紫の蘇る草」の意味でつけられたという中国の伝説が残されているそうです。

執筆協力 : 渡邉勲