若者が蟹による食中毒を起こし死にかけた時に、 シソの薬草を煎じて飲ませたところ回復したことから、 「紫の蘇る草」の意味でつけられたという中国の伝説が残されているそうです。
シソ
庭に勝手に生えて、 喜ばれる草
特徴
和風ハーブの代表格。 防腐作用や殺菌作用があることから、 葉、 実、 花、 余すところなく利用される。 青ジソは、 生食のほか、 刺身や麺類の薬味、 つま、 天ぷらなどに、 梅干し、 漬物、 ジュースなどは食欲をそそる赤ジソが利用される。 大葉は青ジソの別名。
タイプ : 1年草
大きさ : 高さは40~100cm
花の時期 : 9月~10月
生える場所 : 山地、 丘陵地、 道端
分布 : 日本には古代に渡来し、 各地で広く栽培
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
シソ(紫蘇)の名前の由来
執筆協力 : 渡邉勲