イブキシダ

水流に適応した葉を観察しよう!

  • 渓流のそばに多い。
    写真 / 2024.6.12 静岡県河津町 S.Ikeda

  • 根茎を短くはってよく群生する。
    これは道路沿いに生えたもの。
    写真 / 2023.9.22 高知市土佐山地区 S.Ikeda

  • 葉先。
    急に細くなって少し伸びる。
    写真 / 2024.6.12 静岡県河津町 S.Ikeda

  • 羽片。
    表面は緑色でツヤはあまりない。
    写真 / 2024.6.12 静岡県河津町 S.Ikeda

  • 下部の羽片は極端に縮まる。
    本種の1つ目の大きな特徴。
    写真 / 2024.6.12 静岡県河津町 S.Ikeda

  • 表面。
    裂片の先はよく尖る。
    写真 / 2024.6.12 静岡県河津町 S.Ikeda

  • 葉裏。
    胞子のう群は円形で、 包膜はCの形。
    写真 / 2024.6.12 静岡県河津町 S.Ikeda

  • 葉柄基部。
    茶色っぽい鱗片を少しつける。
    写真 / 2024.6.12 静岡県河津町 S.Ikeda

  • 葉軸。
    短い毛が多い。
    写真 / 2024.6.12 静岡県河津町 S.Ikeda

  • 裏の羽片付け根に通気孔がある。
    本種の2つ目の大きな特徴。
    写真 / 2024.6.12 静岡県河津町 S.Ikeda

  • 新芽。
    クルクル。
    写真 / 2024.6.12 静岡県河津町 S.Ikeda

特徴

暖かい地域の川沿いを好むシダ。 大きな特徴は葉の下が極端に縮むこと。 これにより増水で水没しても、 水流に対して抵抗が少なくなるので強く出れます。 名前は水しぶき…ではなくて滋賀県の伊吹山が由来です。
 
葉の長さ : 40~120cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 明るい川沿いなど
分布 : 本州(関東以西)、 四国、 九州、 琉球、 朝鮮、 台湾、 中国、 南アジア

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​