以下の論文(特に最後の表)に日本産ハチジョウシダの仲間の見分け方がわかりやすく書かれています。 興味のある方はGoogle Scholarなどで検索してみてください。
小林幸丸 (1980) わが国におけるハチジョウシダとそのなかまについて. 鈴鹿短期大学紀要, 129-143.
ハチジョウシダ
似た仲間が多いシダ
特徴
東京都八丈島が由来の南方に生えるシダ。 ハチジョウシダの仲間はどれもよく似ていて見分けるのが難しいです。 本種は葉が厚めで、 羽片の基部が少し縮むこと、 葉柄基部に鱗片が多く残ることなどが特徴です。
葉の長さ : 50~100cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 低山の林内など
分布 : 本州(千葉以西と伊豆諸島)、 四国、 九州、 琉球、 朝鮮、 台湾、 中国、 インドシナ半島
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。