ナミスジフユナミシャク

波模様が連なるフユナミシャク

  • オス。
    写真 / 2025.1.14 千葉市稲毛区 MasakoT

  • 前ばねの先端は丸みをおびる。
    写真 / 2023.1.9 千葉市若葉区 MasakoT

  • 日中は、 木の幹や手すりなどでじっとしている。
    写真 / 2023.1.9 千葉市稲毛区 MasakoT

  • 前ばねには波模様が連なる。
    写真 / 2024.1.12 千葉市稲毛区 MasakoT

  • はねの裏は淡い茶色で黒い部分がある。
    写真 / 2024.1.12 千葉市稲毛区 MasakoT

  • 写真 / 2025.1.14 千葉市稲毛区 MasakoT

  • 後ばねは淡い茶色。
    写真 / 2023.1.18 千葉県船橋市 MasakoT

  • メス。 黒い帯がある短いはねをもつ。
    腹部には黒い点々がある。
    写真 / 2024.1.12 千葉市稲毛区 MasakoT

  • メス。 あしが長い。
    写真 / 2025.1.14 千葉市稲毛区 MasakoT

  • メス。
    写真 / 2025.1.14 千葉市稲毛区 MasakoT

特徴

シャクガ科ナミシャクの仲間。 冬に現れるフユシャクの一種。 オスの前ばねは灰色~褐色で、 波模様があります。 メスは翅が短く退化しており飛べません。 クロオビフユナミシャクに似ていますが、 本種は前はねの先端が丸みを帯び、 先端からのびる黒い線がありません。
 
大きさ : オス開張22~37mm メス体長7~9mm
食べ物 : 幼虫は広食性(さまざまな広葉樹の葉を食べる) 成虫はエサを食べない
成虫が見られる時期 : 12~1月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

フユシャクとは

フユシャクとは秋の終わりから早春の寒い時期にあらわれるシャクガの仲間のことです。 日本国内には35種類ほど生息しており、 冬の間、 種類が入れ替わりながらあらわれます。 オスははねがありますが、 メスははねが退化して飛ぶことができず、 フェロモンを出してオスを呼びます。 多くの成虫は、 エサをとりません。