フタスジサナエ

2本の黒い筋をもつ西日本のサナエトンボ

  • 池の周りで休むメス。
    写真 / 2023.4.10 福岡県糟谷郡 MasakoT

  • メス。 胸側面に2本の黒い線があるが、 これは前の線が途中でとぎれている。
    写真 / 2023.4.10 福岡県糟谷郡 MasakoT

  • メス。
    写真 / 2023.4.10 福岡県糟谷郡 MasakoT

特徴

静岡より西の地域で見られるサナエトンボの仲間。 樹林に囲まれた水生植物が茂る池などを好みます。 胸側面に黒い筋が2本ありますが、 1本であったり、 途中でとぎれるものも見られます。 成熟したオスは、 池の周囲の葉にとまり縄張りをもちます。 日本固有種。
 
大きさ : 体長44~50mm
食べ物 : 幼虫はミジンコ、 水生昆虫など 成虫は昆虫など
成虫が見られる時期 : 4~7月(5月に多い)
分布 : 本州(東海・北陸以西)、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​