セツブンソウ

節分(せつぶん)とともに春(はる)を告げる(つげる)花(はな)

条件(じょうけん)がよければ群生(ぐんせい)する
写真(しゃしん) / 2023.02.12 千葉(ちば)県(けん),千葉(ちば)市(し)都市(とし)緑化(りょくか)植物(しょくぶつ)園(えん) kei
白い(しろい)ガク、黄色(きいろ)の花弁(はなびら)、紫色(むらさきいろ)のおしべ
写真(しゃしん) / 2024.2.3 千葉(ちば)県(けん),千葉(ちば)市(し)都市(とし)緑化(りょくか)植物(しょくぶつ)園(えん) kei
後ろ姿(うしろすがた)もはかなげ
写真(しゃしん) / 2023.02.12 千葉(ちば)県(けん),千葉(ちば)市(し)都市(とし)緑化(りょくか)植物(しょくぶつ)園(えん) kei

特徴(とくちょう)

早春(そうしゅん)、木(き)や他(た)の草(くさ)が茂る(しげる)前(まえ)に一足(ひとあし)先(さき)に花(はな)を咲かせ(さかせ)ます。
他(た)の植物(しょくぶつ)が茂る(しげる)ころには種子(しゅし)を実ら(みのら)せ、球根(きゅうこん)に栄養(えいよう)を蓄え(たくわえ)て地上(ちじょう)から姿(すがた)を消す(けす)スプリングエフェメラル（春(はる)のはかないもの）の一つ(ひとつ)です。

※正確(せいかく)な種(しゅ)の判定(はんてい)は、形態(けいたい)を細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。

花(はな)の構造(こうぞう)

花弁(はなびら)のように見える(みえる)白い(しろい)部分(ぶぶん)は「がく」です。花弁(はなびら)はY字(じ)型(がた)の棒状(ぼうじょう)で先端(せんたん)が黄色(きいろ)になっており、 Y字(じ)の分岐(ぶんき)の部分(ぶぶん)に蜜(みつ)を出す(だす)蜜(みつ)腺(せん)になっています。紫色(むらさきいろ)のヤク（袋(ふくろ)状(じょう)のもの）がついているのがおしべ、茶色(ちゃいろ)の棒状(ぼうじょう)のものがめしべです。

おしべのヤクがはじけて花粉(かふん)が出(で)ている
写真(しゃしん) / 2023.2.12 千葉(ちば)県(けん),千葉(ちば)市(し)都市(とし)緑化(りょくか)植物(しょくぶつ)園(えん) kei

見(み)られる散歩道(さんぽみち)

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 迫(さこ)一慶(いっけい)