ジョウカイボン

はねが柔らかい甲虫

  • 体は黒色。 前胸のまわり、 上翅は褐色。
    写真 / 2019.5.9 千葉県君津市 MasakoT

  • 葉の上でよく見られる。
    写真 / 2021.4.21 千葉市若葉区 MasakoT

  • 上翅には灰黄色の毛が一面にはえる。
    触角は糸状。
    写真 / 2023.4.23 千葉県船橋市 MasakoT

  • 前胸は四角形で後ろ側は盛り上がる。
    写真 / 2023.5.21 横浜市緑区 MasakoT

  • 横から見た姿。
    写真 / 2024.4.29 千葉県佐倉市 MasakoT

  • 上翅の先が黒っぽいものもいる。
    写真 / 2017.7.5 群馬県利根郡 MasakoT

  • 上翅の会合部やはねの先が黒っぽい。
    写真 / 2024.6.26 長野県北佐久郡 MasakoT

特徴

上翅(じょうし)が柔らかいジョウカイボンの仲間。 葉や花の上で普通に見られ、 よく飛びます。 上翅は茶褐色ですが、 山地などでは黒いものも見られ変異があります。
 
大きさ : 体長14~18mm
食べ物 : 幼虫は昆虫など 成虫は昆虫、 花の蜜など
成虫が見られる時期 : 4~8月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

毒虫のぬれぎぬを着せられた名前

ジョウカイボンという名前は平清盛の法名「浄海坊」が由来。 この昆虫の毒によって平清盛が高熱で死んだとされましたが、 ジョウカイボンに毒はありません。 毒のあるカミキリモドキに間違えられたと言われています。