ハンゲツオスナキグモ

真っ黒(まっくろ)なボディに黄色い(きいろい)三日月(みかづき)がオシャレ

黒色(こくしょく)でツヤがある。
後ろ(うしろ)の2対(たい)のあしには赤い(あかい)模様(もよう)がある。
写真(しゃしん) / 2021.2.23 千葉(ちば)市(し)若葉(わかば)区(く) MasakoT
メス。卵(たまご)を産ん(うん)だ後(のち)なので腹部(ふくぶ)が小さい(ちいさい)。
写真(しゃしん) / 2020.7.28 千葉(ちば)市(し)若葉(わかば)区(く) MasakoT
卵(たまご)のう。メスが保護(ほご)していたもの。
写真(しゃしん) / 2020.7.28 千葉(ちば)市(し)若葉(わかば)区(く) MasakoT
腹部(ふくぶ)前方(ぜんぽう)に黄色(きいろ)の三日月(みかづき)模様(もよう)がある。
写真(しゃしん) / 2022.12.20 千葉(ちば)市(し)若葉(わかば)区(く) MasakoT
三日月(みかづき)模様(もよう)は黄色(きいろ)の点々(てんてん)。
写真(しゃしん) / 2023.4.25 千葉(ちば)市(し)若葉(わかば)区(く) MasakoT
住み(すみ)か。管状(かんじょう)住居(じゅうきょ)を作り(つくり)、不規則(ふきそく)な網(あみ)をはる。
写真(しゃしん) / 2021.2.23 千葉(ちば)市(し)若葉(わかば)区(く) MasakoT
オスの亜(あ)成体(せいたい)。
写真(しゃしん) / 2021.8.24 千葉(ちば)市(し)若葉(わかば)区(く) MasakoT
オス。前(ぜん)あしが長い(ながい)。
写真(しゃしん) / 2023.9.24 千葉(ちば)市(し)若葉(わかば)区(く) MasakoT

特徴(とくちょう)

ヒメグモの仲間(なかま)。真っ黒(まっくろ)なツヤツヤの体(からだ)に、黄色い(きいろい)三日月(みかづき)模様(もよう)があるクモ。地表(ちひょう)近く(ちかく)の石垣(いしがき)のすき間(すきま)など様々(さまざま)な場所(ばしょ)に管状(かんじょう)の住居(じゅうきょ)(糸(いと)でつづった袋(ふくろ)状(じょう)の住居(じゅうきょ))を作り(つくり)、不規則(ふきそく)な網(あみ)を張り出し(はりだし)ます。
　
大き(おおき)さ : 体長(たいちょう)メス6～9mm　オス5～6mm
食べ物(たべもの) : 昆虫(こんちゅう)など
見(み)られる時期(じき) : ほぼ1年(ねん)中(ちゅう)
分布(ぶんぷ) : 全国(ぜんこく)

※正確(せいかく)な種(しゅ)の判定(はんてい)は、形態(けいたい)を細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。

名前(なまえ)の由来(ゆらい)

「ハンゲツ」は黒色(こくしょく)の腹部(ふくぶ)前方(ぜんぽう)にある黄色(きいろ)の模様(もよう)を半月(はんつき)に見立て(みたて)たものですが、半月(はんつき)ではなく三日月(みかづき)に見え(みえ)ます。「オスナキ」はオスが音(おと)を出す(だす)ことに由来(ゆらい)しています。オスは腹部(ふくぶ)と頭(あたま)胸部(きょうぶ)の間(ま)にやすり状(じょう)の発音(はつおん)器官(きかん)を持ち(もち)ます。