ヒメクロオトシブミ

オトシブミの中では最も普通

  • オトシブミの仲間の中では頭部が短い。 オスとメスの形はほとんど同じ。
    写真 / 2019.6.14 千葉県君津市 MasakoT

  • あしが黄色いタイプ。
    写真 / 2024.4.29 千葉県佐倉市 MasakoT

  • あしが黒いタイプ。
    写真 / 2018.6.22 東京都八王子市 MasakoT

  • 交尾。
    写真 / 2017.4.25 千葉市若葉区 MasakoT

  • 揺籃(ようらん=幼虫のゆりかご)。 メスは葉を両端から切って葉を巻く。 揺籃は切り落とす場合と切り落とさない場合がある。
    写真 / 2024.4.25 千葉県船橋市 MasakoT

  • 成虫の食べあと。
    写真 / 2024.6.14 千葉市若葉区 MasakoT

特徴

広葉樹の林縁で普通に見られるオトシブミの仲間。 メスは、 バラやコナラなど様々な木の葉を巻いて「揺籃(ようらん)」を作り、 その中に卵を産みつけます。 ふ化した幼虫は、 揺籃(巻いた葉)の中で育ちます。 地域により体色に変化があり、 黒色型、 黄腹型、 背赤型が見られます。
 
大きさ : 体長4.5~5.5mm
食べ物 : 幼虫、 成虫ともにバラ、 コナラ、 クリ、 クヌギなど様々な広葉樹の葉
成虫が見られる時期 : 3~9月(成虫越冬)
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​