より普通に見られるギンランが似ています。 ギンランはより株が小さくて、 距が長く、 花があまり変色しないことが特徴ですが、 時に区別しにくいものも見られます。
クゲヌマラン
近年増えつつある白いラン
特徴
春の雑木林や松林に生える白花のランの仲間。 花の下の距がとても短いこと、 古い花は茶色っぽくなることなどが本種の特徴です。 近年分布を拡大しつつあるといわれ、 新たな産地が次々に見つかっています。 名前は最初に見つかった神奈川県の鵠沼(くげぬま)に由来します。
タイプ : 多年草
大きさ : 高さ10~60cm、 花は12~18mm
花の時期 : 4~6月
生える場所 : 雑木林の林床
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州、 ユーラシアやアフリカ広域
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。