キベリタテハ
気品がある美しい山のチョウ
特徴
黄色い太いふちどりがある茶色いタテハチョウ。 本州では山岳地帯(1,000m以上)、 北海道では平地~山で見られます。 花に来ることはなく、 敏速に跳びます。 8月頃発生し、 そのまま成虫で越冬します(寿命は長く11か月ほど)。 アメリカではその姿から「喪服の外套(Mourning Cloak)」とよばれています。
大きさ : 開張約70mm
食べ物 : 幼虫はカバノキ科ダケカンバ、 シラカバなど)、 ヤナギ科(ドロノキ、 オオバヤナギなど)の葉 成虫は樹液、 熟した果実、 獣フンなど
成虫が見られる時期 : 8~9月 5~6月(成虫越冬)
分布 : 北海道、 本州(中部地方以北)
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。