幼虫には毒針毛という毒のある毛があり、 その毛が皮膚に刺さると炎症を起こすことがあります。 毒針毛は繭、 成虫、 卵に付着して受けつがれます。 すべてに毒がありますので注意してください。
スキバドクガ
南国のカラフルな毛虫
特徴
沖縄で普通に見られるドクガの仲間。 オスとメスで色が違います。 オスの体は黒く、 はねに鱗粉はなく透明、 メスはやや大きく白っぽい鱗粉があります。 「スキバ」は透翅のことで、 オスの透明なはねをさします。 オスは昼行性です。
大きさ : 開張33~45mm
食べ物 : 幼虫はクワ科植物(イヌビワ、 ハマイヌビワ、 ガジュマル、 オオイタビ、 アコウなど)の葉
成虫が見られる時期 : 3~11月
分布 : 南西諸島
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。