スキバドクガ

南国のカラフルな毛虫

  • メス。 白っぽい。
    写真 / 2023.11.9 那覇市 MasakoT

  • オス(左上)とメス(右下)。 オスは翅が透明でセミのよう。 オスが小さい。
    写真 / 2024.4.17 浦添市 MasakoT

  • カラフルな幼虫。
    写真 / 2023.11.7 那覇市 MasakoT

  • 幼虫。 葉の裏に隠れていることがあるので注意!
    写真 / 2023.11.6 那覇市 MasakoT

  • 幼虫。 終齢は体長約25mm。
    写真 / 2023.11.6 那覇市 MasakoT

  • 宙に浮いている美しい蛹。
    写真 / 2023.11.8 那覇市 MasakoT

  • 蛹も触らないで!
    写真 / 2023.11.8 那覇市 MasakoT

特徴

沖縄で普通に見られるドクガの仲間。 オスとメスで色が違います。 オスの体は黒く、 はねに鱗粉はなく透明、 メスはやや大きく白っぽい鱗粉があります。 「スキバ」は透翅のことで、 オスの透明なはねをさします。 オスは昼行性です。
 
大きさ : 開張33~45mm
食べ物 : 幼虫はクワ科植物(イヌビワ、 ハマイヌビワ、 ガジュマル、 オオイタビ、 アコウなど)の葉
成虫が見られる時期 : 3~11月
分布 : 南西諸島

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

卵、 幼虫、 繭、 成虫すべて触らないで!

幼虫には毒針毛という毒のある毛があり、 その毛が皮膚に刺さると炎症を起こすことがあります。 毒針毛は繭、 成虫、 卵に付着して受けつがれます。 すべてに毒がありますので注意してください。