タイコウチ

水中で太鼓を打つハンター

  • 水深の浅い田んぼ、 池、 川にすむ。
    写真 / 2024.11.26 千葉市若葉区 MasakoT

  • 泥をかぶっており見つけづらい。
    写真 / 2022.3.24 千葉市若葉区 MasakoT

  • 写真 / 2024.11.26 千葉市若葉区 MasakoT

  • 鎌状の前あしで獲物を捕える。
    長い呼吸菅ををもつ。
    写真 / 2024.11.26 千葉市若葉区 MasakoT

  • 口吻は短い。 前あしの腿節にトゲがある。
    写真 / 2024.11.26 千葉市若葉区 MasakoT

  • 体は平たい。
    写真 / 2024.11.26 千葉市若葉区 MasakoT

特徴

水深の浅い田んぼ、 池、 川などの水底に潜む大型の水生カメムシ。 長い呼吸管の先を水面から出して呼吸をします。 前あしは鎌状になっており、 水生昆虫などを捕えて体液を吸います。
 
大きさ : 体長30~38mm
食べ物 : 魚、 水生昆虫、 オタマジャクシなど
成虫が見られる時期 : 3~11月(成虫越冬)
分布 : 本州、 四国、 九州、 南西諸島

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

名前の由来

太鼓を打つように前あしを交互に動かすことから、 タイコウチ(太鼓打)と名づけられました。
英名は、 タイコウチの仲間のことを、 さそりのような姿をしていることから、 water scorpion(水中のさそり)。