筑波実験植物園

ムクゲコノハ

翅を広げるとアッと驚く美しさ

  • はねを広げ、 後ばねが見えると美しい。
    写真 / MasakoT

  • 後ばねは黒色に淡い紫色が入り、 外縁はオレンジ色。
    写真 / MasakoT

  • 前ばねは褐色で横線が入る。
    写真 / MasakoT

  • 裏ばねと体はオレンジ色。
    写真 / MasakoT

  • 顔。
    写真 / MasakoT

特徴

大型で美しいヤガ科シタバガの仲間。 前ばねは褐色で地味ですが、 後ばねは黒色に淡い紫色のぼかし模様があり、 外縁はオレンジ色。 夜、 樹液の他、 ミカン、 リンゴ、 ナシなどのフルーツの果汁を吸います。 オスのはねの縁に長い毛が生えているところから、 「むく毛」と名づけられました。 明かりにやって来ます。
 
大きさ : 開張85~91mm
食べ物 : 幼虫はクヌギ、 コナラ、 オニグルミなど 成虫は樹液、 ミカン・リンゴ・ナシ・モモなどの果実
成虫が見られる時期 : 4~11月
分布 : 全国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

見られる木

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