比較的まっすぐに伸びていき、 大木になります。
アカイタヤ
芽吹きが赤いカエデ
特徴
日本海側に分布する高木でイタヤカエデの仲間ですが、 新しく出てきた葉が赤く、 「春紅葉」といわれる木です。 アカメイタヤ、 ベニイタヤという名前もあります。 「イタヤ」は漢字で「板屋」。 葉がよく茂るので、 木の下にいると、 板でふいた屋根の下にいるようにぬれないことからきています。
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以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
Peak Season
Blossom
Leaf
Fruit
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| 見頃 |
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| 花 |
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| 葉 |
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| 実 |
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高さ
高木 (10～30m)
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花の性別
雌雄同株
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分布南千島・北海道・本州（東北地方及び島根県までの日本海側）。 日本固有種 |
生息地山地 |
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分布南千島・北海道・本州（東北地方及び島根県までの日本海側）。 日本固有種 |
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生息地山地 |
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学名Acer pictum subsp. Mayrii |
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樹形
葉
モミジに似た形をしていますが、 縁にギザギザがないのがイタヤカエデの仲間の特徴です。 その中でも、 葉の底辺が直線的であるのがアカイタヤの特徴です。 春の芽吹きは赤く、 秋には黄葉します。
花
葉が出てくる前に、 透明感のある黄緑色の花を咲かせます。
実
親指の長さの半分ぐらいある、 羽根のついた種ができます。 2つの種のつく角度は鋭角で、 真ん中から割れると1つずつになり、 クルクルと回りながら飛んでいきます。
幹・枝
細かい筋の入った白っぽい幹です。
冬芽・葉痕
つやがあり、 芽鱗が左右対称にきれいに並んでいます。 葉痕はブーメランのような細い形で、 維管束痕は3つあり、 お顔に見えます。
人との関わり
大木になるため、 木材としてよく利用されました。 ソリを作るのにも利用されました。
名前の由来
芽吹が鮮やかに赤いイタヤカエデであることからアカイタヤとついています。 「イタヤ」は「板屋」の意味で、 葉がよく茂るので木の下にいると板葺きの屋根の下にいるように雨にぬれないことからきています。
性格
大木で目立つため、 地域のシンボルツリーにもなっている場所もあります。 夏の緑や秋の黄葉の他にも、 赤い新葉と黄色い花、 クルクルと回りながら飛ぶタネなど、 静かにアピールしているので、 注目してみましょう。
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