元々海辺に生えるため、 風に耐える力強い樹形です。
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特徴
【生物基礎・冬季編対象①】
高木で海岸沿いに生えるマツ。 樹皮が黒っぽく、 冬芽が白く、 葉は硬い。
対照的にアカマツは樹皮、 冬芽が赤っぽく、 葉はやわらかめで、 山沿いに生え、 陽樹林を形成する。
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以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
2本の針のような葉がセットになった葉です。 硬くて先がとがっています。
この葉っぱで松葉相撲が出来ます。
花
雄花は、 触ると粉のような花粉が飛びます。 雌花は小さな松ぼっくりのような形。 新しい枝の先端につきます。 これが受粉して松ぼっくりになります。
実
春に咲いた花が1年半かかって翌年の秋に実ります。
幹・枝
沢山の裂けめのある、 ゴツゴツした幹です。
名前の由来
幹が赤味がかったアカマツに対して、 幹が黒っぽいことからクロマツと呼ばれます。
その他の情報
不老不死や夫婦円満の象徴とされておめでたい木とされています。
性格
クロマツは光が大好きすぎて、 土が良い場所では他の木との競争が激しくなるので、 海岸などやせた土地をあえて選びます。 そんな場所でも菌根菌(キノコ)という協力者がたくさんいて、 生長を助けてくれます。 ただ、 焚火痕にはえるツチクラゲと言うキノコは苦手です。
体験・遊び
マツボックリは乾くと開き、 水につけると閉じます。 乾いた晴れた日に中の種を遠くに飛ばすために、 雨の日はしっかり閉じます。 そんなマツボックリにお花を挿して、 生け花をしてみましょう。 アカマツ、 ダイオウマツ、 ゴヨウマツのマツボックリでもできます。