シラカシ

シマシマの帽子(ぼうし)のドングリがなる木(き)

木(き)の自己(じこ)紹介(しょうかい)
樹木(じゅもく)クイズ

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シラカシの特徴(とくちょう)

沢山(たくさん)のドングリをつける木(き)です。ドングリのなる木(き)はがっしりした感じ(かんじ)の木(き)が多い(おおい)ですが、シラカシは葉(は)が小さめ(ちいさめ)でほっそりとしています。幹(みき)は灰(はい)黒色(こくしょく)で落ち着い(おちつい)た感じ(かんじ)です。そのため庭木(にわき)としてもよく植え(うえ)られます。

以下(いか)の情報(じょうほう)は、関東(かんとう)地方(ちほう)を基準(きじゅん)にしています。エリアによって1ヶ月(かげつ)くらいの差(さ)があります。

樹(き)形(がた)

自然(しぜん)だと20mぐらいにもなる木(き)もあります。
成長(せいちょう)すると丸い(まるい)形(かたち)になります。

剪定(せんてい)されずに成長(せいちょう)すると丸い(まるい)樹(き)形(がた)になる
写真(しゃしん) / MayaN
マンションの敷地(しきち)などにもよく植え(うえ)られる
写真(しゃしん) / MayaN

葉(は)

すべすべのほっそりした葉(は)で、先(さき)の3分の(ぶんの)２ぐらいにギザギザがあります。葉(は)の裏(うら)が白っぽい(しろっぽい)のが特徴(とくちょう)です。

常緑(じょうりょく)の葉(は)らしく、かたくてすべすべ
写真(しゃしん) / EijiI

花(はな)

雌花(めばな)と雄花(おばな)の両方(りょうほう)が同じ(おなじ)木(き)にが咲き(さき)ます。
雄花(おばな)はヒモのように吊り(つり)下がり(さがり)ます。雌花(めばな)は見つける(みつける)のが難しい(むずかしい)ぐらい小さい(ちいさい)です。

木(き)にたくさん咲く(さく)と、独特(どくとく)の匂い(におい)がする
写真(しゃしん) / MayaN

実(み)

ドングリが沢山(たくさん)実り(みのり)、帽子(ぼうし)は縞(しま)模様(もよう)です。
その年(とし)咲い(さい)た花(はな)がその年(とし)の秋(あき)に実り(みのり)ます。

たわわに実っ(みのっ)たドングリは目立つ(めだつ)
写真(しゃしん) / MayaN
ドングリの帽子(ぼうし)は縞(しま)模様(もよう)
写真(しゃしん) / 庭木(にわき)図鑑(ずかん)植木(うえき)ペディア

幹(みき)

黒っぽい(くろっぽい)幹(みき)（樹皮(じゅひ)）です。
シラカシは、材(ざい)が白っぽい(しろっぽい)のでシラカシと呼ば(よば)れていますが、樹皮(じゅひ)が黒っぽい(くろっぽい)ため、クロカシという別名(べつめい)もあります。
常緑(じょうりょく)ですが、枝葉(えだは)を伸ばす(のばす)のはとても速い(はやい)です。

細かい(こまかい)縦縞(たてじま)がある
写真(しゃしん) / MayaN

冬芽(とうが)

たくさんの芽(め)鱗(うろこ)がきれいに並ん(ならん)でいます。芽(め)鱗(うろこ)の先(さき)が茶色(ちゃいろ)なのでよくわかります。

芽(め)鱗(うろこ)には毛(け)も多い(おおい)
写真(しゃしん) / Tanacha
枝(えだ)先(さき)には大きな(おおきな)芽(め)が複数(ふくすう)つく
写真(しゃしん) / MasakoT
枝(えだ)先(さき)より下(した)の芽(め)は小さい(ちいさい)
写真(しゃしん) / Tamacha

名前(なまえ)の由来(ゆらい)

木材(もくざい)の色(いろ)がアカガシに比べる(くらべる)と白っぽい(しろっぽい)ことから。

関わり(かかわり)が深い(ふかい)生き物(いきもの)

青(あお)紫色(むらさきいろ)に輝く(かがやく)きれいなムラサキシジミがやって来(やってき)ます。幼虫(ようちゅう)は葉(は)を食べ(たべ)て育ち(そだち)ます。
ドングリはゾウムシたちの住み(すみ)かでもあり食べ物(たべもの)です。
ネズミや、カケス、オシドリなどの野鳥(やちょう)がドングリを運び(はこび)ます。

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