高さ2~5mです。枝別れしながら成長し、樹形は丸くなります。

サラサドウダン
しま模様のベル型の花がきれい

サラサドウダンの特徴
初夏に咲くベル型の可憐な花が特徴です。花びらのしま模様が木綿の更紗(さらさ)染めに似ていることから名前につきました。
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以下の情報は、関東地方を基準にしています。エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形
葉
枝先に集まって付く葉は、花が咲いたようです。
葉の長さは3~7㎝の楕円形で両端は尖り、縁には細かいギザギザがあります。
秋は美しく紅葉します。
花
枝先に花の枝を伸ばして、10個前後のベル状の花がかたまって咲きます。
花の根元に白っぽく先は紅色が強くて、さらにしま模様も入り、なかなか凝った色合いです。これが更紗模様に似ているということで名前がつきました。
実
実は長さ6~8㎜で熟すと割れます。実の枝は垂れ下がりますが、果実は上向きになります。種は、周囲に不規則な翼があります。
幹
幹は暗赤褐色または灰褐色です。その年の枝は赤褐色で毛はありません。
冬芽
枝先に付く芽は長さ6~10㎜の卵形です。枝の横から出る芽は発達しません。
名前の由来
花の模様が更紗染めの模様に似ていることから、サラサと名前につきました。
「ドウダン」は枝の分かれる様子が、灯台【どうだん】(=結灯台【むすびとうだい】)に似ていることからつきました。「結灯台」とは棒を3本組んで油皿に載せた灯りの事です。
関わりが深い生き物
花には沢山の虫がやって来ます。ハチの仲間が多く見られますが、他にどんな虫がやって来るでしょうか。ツツジの仲間の葉を食べるコウチスズメ(蛾)の幼虫が葉を食べます。
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