枝が太いので、 木全体がどっしりとした感じになります。
アメリカデイゴ
真っ赤な花は、 南アメリカの国々の国花
特徴
真っ赤な花が房になって咲き、 ゴージャスです。 カイコウズ(海紅豆)とも呼ばれます。
南アメリカのアルゼンチン、 ウルグアイの国の花です。 故郷の南アメリカでは、 昆虫以外にハチドリという鳥も蜜を吸いにやってきます。
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以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
小さい葉が3枚ずつセットになった葉です。
よく見ると葉の柄には腺点(蜜などを分泌する器官)、 棘もあります。 (腺点や棘はない葉もあります。 )
花
真っ赤な花が沢山咲きます。 一つの花は、 大きくて平らな花びらと筒状の花びらから出来た面白い形です。 滴るほどたくさんの蜜(みつ)が出ます。
故郷の南アメリカでは、 虫以外にハチドリという小さな鳥が蜜を吸いにやってきます。
初夏に一番たくさん花を咲かせますが、 その後も秋の終わりまで何度も花を咲かせます。
実
細長い筒状の豆の実ですが、 なかなか実がなりません。
幹・枝
深いシワが入った幹です。
人との関わり
鹿児島県の県木であり、 南アメリカのアルゼンチン、 ウルグアイの国の花です。
名前の由来
中国南部での呼び名「梯梧(テイゴ)」からデイゴと呼ばれるようになったと言われています。 アメリカ大陸原産であることからアメリカと付きました。
学名の「crista-galli」は、 「ニワトリのとさか」という意味になります。
その他の情報
デイゴは、 アメリカデイゴと近い仲間ではありますが、 別種の木。 葉が出る前に真っ赤な花を咲かせます。
インドやマレー半島が原産で、 沖縄の県木になっています。
性格
ブラジル生まれなので、 とにかく寒いのが苦手。 関東より北では寒さに耐えられません。 成長が早いので、 毎年冬前に丸坊主にされがちです。 切られても枝葉をぐんぐん伸ばして、 真っ赤な花を咲かせます。
体験・遊び
ブラジルでは花は食べられ、 サラダや煮て食べるようです。 花をお皿に添えると一気に南国風の料理?リゾート感が出ます。 ライスペーパーに花とサラダを巻くと、 とってもきれいですが花は後味が苦いです。
見られる場所
執筆協力 : 「性格」「体験・遊び」岩谷美苗 執筆