イヌシデ

()(かたち)(よん)()のよう

()自己(じこ)紹介(しょうかい)

小さな(ちいさな)葉っぱ(はっぱ)集め(あつめ)たような面白い(おもしろい)(かたち)()がなります。神社(じんじゃ)でみる(よん)()()ていることから、「シデ」という名前(なまえ)がつきました。
(えん)がギザギザの葉っぱ(はっぱ)上品(じょうひん)なストライプ(がら)樹皮(じゅひ)個性(こせい)(てき)です。

以下(いか)情報(じょうほう)は、関東(かんとう)地方(ちほう)基準(きじゅん)にしています。エリアによって1ヶ月(かげつ)くらいの()があります。

()(がた)

(たか)さ15m、直径(ちょっけい)30㎝になります。

  • 武蔵野台(むさしのだい)()ですらっと高く(たかく)成長(せいちょう)したイヌシデ。黄葉(こうよう)美しい(うつくしい)
    埼玉(さいたま)(けん)安行原(あんぎょうはら)自然(しぜん)(もり) / 撮影(さつえい) MayaN / 2021.12.11

()

互生(ごせい)(交互(こうご)()がつくこと)です。
()(たまご)少し(すこし)長く(ながく)して尖ら(とがら)せたような(かたち)です。(えん)細かく(こまかく)鋭い(するどい)ギザギザがあります。
横向き(よこむき)走る(はしる)(みゃく)(がわ)(みゃく))が12~14(たい)もあって目立ち(めだち)、まるで肋骨(ろっこつ)のようです。

  • (がわ)(みゃく)が12~14(たい)もあり肋骨(ろっこつ)のよう・
    千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() / 撮影(さつえい) MayaN / 2020.8.4

  • ()(えん)のギザギザは鋭く(するどく)大き(おおき)さがバラバラ。
    千葉(ちば)()美浜(みはま)() / 撮影(さつえい) MayaN / 2020.7.16

  • 裏面(りめん)中央(ちゅうおう)(みゃく)(がわ)(みゃく)がぶつかるところ((みゃく)(わき))と(がわ)(みゃく)には()生え(はえ)ています。
    千葉(ちば)()美浜(みはま)() / 撮影(さつえい) MayaN / 2021.12.3

  • 若葉(わかば)は、より肋骨(ろっこつ)がくっきり。
    千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() / 撮影(さつえい) MasakoT / 2021.3.15

(はな)

早春(そうしゅん)()褐色(かっしょく)(はな)垂れ(たれ)さがるように咲き(さき)ます。
(はな)()出る(でる)(まえ)咲く(さく)のは、(かぜ)によって雄花(おばな)花粉(かふん)運ん(はこん)でもらいやすくするためです。

  • 雌花(めばな)(えだ)(さき)に、雄花(おばな)はその(した)につく。
    千葉(ちば)()()曾利貝塚(かいづか) / 撮影(さつえい) MasakoT / 2005.4.6

  • 雄花(おばな)
    千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() / 撮影(さつえい) MayaN / 2020.3.27

  • 雌花(めばな)
    千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)()21世紀(せいき)(もり)広場(ひろば) / 撮影(さつえい) MasakoT / 2021.3.26

()

小さな(ちいさな)葉っぱ(はっぱ)集め(あつめ)たような面白い(おもしろい)(かたち)実は(じつは)(なつ)から晩秋(ばんしゅう)まで()についています。最初(さいしょ)(みどり)で、(あき)熟す(じゅくす)茶色く(ちゃいろく)なります。()分解(ぶんかい)すると、(つばさ)のついた(たね)がでてきます。(ふゆ)がくるとこの(たね)(かぜ)飛ばさ(とばさ)れて遠く(とおく)運ば(はこば)れます。

  • ()をバラバラにすると、1()1()羽根(はね)がついている。この羽根(はね)(かぜ)乗り(のり)(たね)(はは)(じゅ)から旅立っ(たびだっ)ていく。
    千葉(ちば)()若葉(わかば)() / 撮影(さつえい) MasakoT / 2021.11.29

  • 熟す(じゅくす)(まえ)()
    千葉(ちば)()美浜(みはま)() / 撮影(さつえい) MayaN / 2020.8.23

  • 熟し(じゅくし)実は(じつは)()落ち(おち)(のち)()残り(のこり)とても目立つ(めだつ)
    千葉(ちば)()(みどり)() / 撮影(さつえい) MayaN / 2020.10.29

(みき)

()(みき)はなめらかで、白っぽい(しろっぽい)縦縞(たてじま)模様(もよう)目立つ(めだつ)独特(どくとく)模様(もよう)です。この模様(もよう)好ま(このま)れて庭木(にわき)として植え(うえ)られたりもします。老木(ろうぼく)には浅い(あさい)割れ目(われめ)入り(はいり)ます。

  • ()(みき)はなめらかで、白っぽい(しろっぽい)縦縞(たてじま)模様(もよう)目立つ(めだつ)
    千葉(ちば)()(みどり)() / 撮影(さつえい) MayaN

  • 白い(しろい)(しま)模様(もよう)独特(どくとく)
    千葉(ちば)(けん)袖ケ浦(そでがうら)() / 撮影(さつえい) MayaN / 2020.10.2

  • 老木(ろうぼく)(みき)浅い(あさい)割れ目(われめ)出来(でき)独特(どくとく)雰囲気(ふんいき)
    東京(とうきょう)()練馬(ねりま)() / 撮影(さつえい) MayaN / 2020.9.28

冬芽(とうが)

(たまご)(がた)先端(せんたん)がややとがります。(うろこ)のような()(うろこ)(がりん、()をつつむうろこ(じょう)(かわ))は12~14(まい)です。

  • (えだ)上向き(うわむき)鈴なり(すずなり)につく。()(うろこ)(かず)多く(おおく)て、本当に(ほんとうに)ウロコのよう。
    千葉(ちば)()若葉(わかば)() / 撮影(さつえい) MasakoT / 2022.1.30

  • 膨らみ(ふくらみ)始め(はじめ)冬芽(とうが)
    千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() / 撮影(さつえい) MasakoT / 2021.2.10

  • 芽吹き(めぶき)始め(はじめ)たころの冬芽(とうが)日々(ひび)ドラマチックに変わっ(かわっ)ていく。
    千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() 21世紀(せいき)(もり)広場(ひろば) / 撮影(さつえい) MasakoT / 2021.3.11

(ひと)との関わり(かかわり)

里山(さとやま)では活用(かつよう)されることはなく、ほとんど伐採(ばっさい)されてしまいましたが、(いま)(じん)()入ら(はいら)なくなった(もり)には沢山(たくさん)()られるようになりました。

名前(なまえ)由来(ゆらい)

シデは、(はな)(よん)()(しで)に()ているところからきています。イヌは、近い(ちかい)種類(しゅるい)のクマシデやアカシデよりも特徴(とくちょう)がない、という意味(いみ)です。
四手(よつで)(しで)...神前(しんぜん)捧げる(ささげる)玉串(たまぐし)しめ縄(しめなわ)などにつける白い(しろい)(ぬの)(かみ)作っ(つくっ)たもの。

  • イラスト:いらすとや

関わり(かかわり)深い(ふかい)生き物(いきもの)

(えだ)(さき)冬芽(とうが)に、イヌシデメフクレフシというふっくらした(むし)こぶができることがあります。

  • イヌシデメフクレフシ (えだ)(さき)(へん)(かたち)にふくらんでいる
    千葉(ちば)()稲毛(いなげ)() / 撮影(さつえい) MasakoT / 2021.2.18