イヌシデメフクレフシ(ソロメフクレダニ)

冬芽(とうが)がふっくらふくらむ(むし)こぶ

  • ()大きく(おおきく)ふくらんだ(むし)こぶ。
    写真(しゃしん) / 2021.2.18 千葉(ちば)()稲毛(いなげ)() MasakoT

  • ()大きく(おおきく)ふくらんだ(むし)こぶ。
    写真(しゃしん) / 2022.12.7 千葉(ちば)(けん)市川(いちかわ)() MasakoT

特徴(とくちょう)

イヌシデの冬芽(とうが)大きく(おおきく)ふくらんだ(むし)こぶ。ソロメフクレダニが作っ(つくっ)たもので、表面(ひょうめん)長い(ながい)()(みつ)生え(はえ)ています。5月(ごがつ)にダニが脱出(だっしゅつ)します。
 
分布(ぶんぷ)本州(ほんしゅう)四国(しこく)九州(きゅうしゅう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。​

(むし)こぶとは

昆虫(こんちゅう)、ダニ、菌類(きんるい)などの寄生(きせい)によって、植物(しょくぶつ)一部(いちぶ)異常(いじょう)細胞(さいぼう)分裂(ぶんれつ)をおこし、こぶになったり、いろいろな(かたち)変化(へんか)したものです。(むし)えい(ちゅうえい)、ゴールとも言わ(いわ)れます。(むし)こぶは、(むし)にとって、住まい(すまい)でもあり食事(しょくじ)場所(ばしょ)でもあり、「お菓子(おかし)(いえ)」のようなものです。
(むし)こぶの名前(なまえ)は、「植物(しょくぶつ)名前(なまえ)+つくられる場所(ばしょ)(むし)こぶの(かたち)+フシ((ちゅう)こぶのこと)」という(かたち)でつけられます。

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