オトメツバキ

ピンクのバラのような美しい花を咲かせるツバキ

特徴

雪の多い地方に生えるユキツバキから作り出された園芸品種です。 数あるツバキにお品種の中では、 江戸時代から続く古い品種です。 成長がよく強い木なので、 街路樹などにもよく植えられます。 花びらは一枚ずつ散らずに最後に花ごと落ちます。

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以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形

丸っこい樹形になります。

  • 木に沢山の花を咲かせる様子。
    写真 / 2021.3.30 東京都上野恩賜公園 MayaN

光沢のある厚みのある葉っぱです。 一枚の葉は何年も木についていて光合成をします。

  • 光沢があって厚みのある硬い葉
    写真 / 2021.2.16 千葉県習志野市 MayaN

  • 葉の裏。 表側と全然色がちがいます
    写真 / 2021.2.16 千葉県習志野市 MayaN

八重の花でぽってりとして可愛らしいです。 花びらは一枚ずつ散らずに最後に花ごと落ちます。

  • 花は花びらが多くて豪華。
    写真 / 2011.1.30 東京都小石川植物園 MayaN

  • 花の最後、 花びらは一枚ずつ散らずに花ごと落ちる
    写真 / 2021.3.30 東京都上野恩賜公園 MayaN

オトメツバキの花は雌しべと雄しべが退化しているため実がなりにくいです。

幹・枝

滑らかな樹皮です。

  • 写真 / 2021.2.28 千葉市緑区昭和の森公園 MayaN

冬芽・葉痕

葉裏と同じような黄緑色で、 毛がなくツルッとした大きな芽です。 葉痕の維管束痕は1つで、 にっこり顔です。

  • 丸みのある大きな芽
    写真 / 2024.1.2 東京都練馬区 Tamacha

  • 枝先の葉が落ちて、 葉痕の維管束痕が見えている。
    写真 / 2024.2.8 東京都千代田区 Tamacha

  • 枝先より下の方の芽は、 かなり小さい
    写真 / 2024.2.8 東京都千代田区 Tamacha

関わりが深い生き物

チャドクガは卵、 幼虫、 蛹、 成虫のすべてに毒があり、 春と秋の2回あらわれます。 葉に食べあとがあれば、 近寄らないようにしてください。

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見られる場所