森の中に低木がみられます。
時には高木に育つ木もあります。
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特徴
天狗のうちわのような面白い形の大きな葉っぱがつきます。
その葉が鬼や天狗がはおると隠れることができる蓑に似ているということで隠れ蓑(かくれみの)という名前がつきました。
同じ木でも色んな形の葉っぱがあります。 特に大きな木には切れ込みのない普通の形の葉っぱが多くなります。
以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
若い木はには、 先が三つ四つに裂けている面白い形の大きな葉が多いです。 木が大きく成長してくると、 裂けていない普通の形の小さめの葉が多くなります。
花
真夏に咲きます。 緑色で目立たない花ですが、 虫に大人気。 ぜひ見つけてください。
花には両性花と雄花があります。
実
黒く熟します。 小さな実が丸く集まって実っている様子はくす玉のようです。
ヒヨドリなどの鳥が大好きでよく食べにきます。
幹・枝
白っぽい幹です。
冬芽・葉痕
枝先にぐるりとつく葉の真ん中に、 ずんぐりした水滴型の小さな芽があります。 何枚かの葉が落ちたところには、 ブーメラン型の葉痕が互い違いに並びます。
名前の由来
深く切れ込みの入った葉が鬼や天狗がはおると隠れることができる蓑に似ているということで隠れ蓑(かくれみの)という名前がつきました。
狂言の「節分」というお話があります。 その中で鬼が好きになった人に隠れ蓑をとられてしまう、 という内容が出てきます。
関わりが深い生き物
花にはたくさんののチョウやハチなどの昆虫が集まりますが、 スズメバチもこの花が好きです。 ご注意を!
アオモンツノカメムシが実を食べに訪れます。
ヒヨドリなどの鳥が実を食べて、 フンと一緒にタネをまきます。
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