15mほどになります。
庭や公園、 寺院によく植えられます。 日本の森にも自生しています。
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特徴
初夏に枝先に房状になって咲く花が白い雲のように見えるということで白雲木(はくうんぼく)と名前がつきました。
香りの強い豪華な花を咲かせます。
<動画 : 西川昭三先生のお話>
以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
大人の手のひらほどもある大きな円い葉です。 先がツンと少しとがります。 葉の裏には毛が沢山生えていていて白っぽく見えます。
周りにギザギザがある葉とない葉があります。
花
白雲のように白い花が集まって咲きます。
気品のある美しい花ですが、 花の時期が1週間程度と短く満開の時期に出会うのは結構難しいです。
実
青みがかった灰色の実が実ります。 中にはラグビーボール型のこげ茶色の種が1個入っています。 江戸時代にはこの種からハクウンボク油をとり、 蝋燭の材料などにされました。
幹・枝
黒っぽい灰色で縦に浅く裂けます。
冬芽・葉痕
毛がもじゃもじゃの冬芽。 必ず脇に小さな予備芽がついています。
夏の間は、 葉柄の中に隠れています。
人との関わり
木材は白く加工しすいので将棋の駒やコケシや色々、 生活の道具の材料にされました。
名前の由来
白い花が固まって咲く様子が白い雲を思わせることから白雲木(ハクウンボク)という呼ばれます。
関わりが深い生き物
エゴツルクビオトシブミがゆりかごを作ることがあります。
ハクウンボクの実は、 ヤマガラの大好物。 近くの枝の上で実を足でおさえ、 くちばしでつついて中のタネを食べている様子を観察することができるでしょう。
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