高さ20m程まで大きくなります。
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特徴
葉っぱには三本に分かれる葉脈があり、 ちぎるとシナモンの香りがします。 ニッケイよりも香りが強くないので香辛料には用いられませんが、 種子からは香油がとれ、 葉や樹皮は薬用になります。
以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
長さ6~12㎝と大きめの互生の葉っぱです。 皮質で3本の脈が目立ちます。 ちぎるとシナモンの香りがします。
花
初夏に淡い黄緑色の小さな花が咲きます。
実
丸い実が晩秋に熟して黒紫色になります。
幹・枝
灰色で滑らかな樹皮です。
人との関わり
木材は建築材や器具材として使われます。 種子からは香油をとり、 葉や樹皮は薬用になります。
名前の由来
ニッケイに似た香りがすることと藪山に自生することが名の由来といわれます。
その他の情報
南西諸島の石灰岩地では2次林にヤブニッケイの優占するところが多く見られます。
自生する地域には葉が似たシロダモが分布しています。
関わりが深い生き物
香りのいい花には虫たちが、 黒い実には鳥たちが集まって来ます。 枝先に、 菌類が土の塊のようなゴールを作りますが、 あまり見ることはありません。
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