四季の森公園

ハナノキ

花が美しいカエデ

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特徴

カエデの仲間なのですが、 春に葉の出る前に咲く花が真っ赤で目立つということでハナノキと名付けられました。

以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形

高さ30mにもなる高木。 背が高いので葉や花を観察するのが難しいです。

  • 可愛い名前のイメージに反して大木になります。
    写真 / htanaka

  • 葉や花が遠くて、 じっくり観察できないのが難点^^;
    写真 / htanaka

葉によって形が様々。 先が浅く三裂します。 ですが時に切れ込みのないものもあります。
葉の周りは鋸の歯のようにギザギザです。
葉は対生。 葉は裏面に粉を吹いている葉腋(葉脈の付け根)には少し毛が生えています。

  • 色々な形の葉。
    写真 / htanaka

  • 紅葉が美しい
    写真 / 斉藤久芳

  • 落ち葉が落ちている様子は錦の絨毯のよう
    写真 / 斉藤久芳

  • 写真 / htanaka

雌雄異株。 花柄に毛が密生。 雌花は1〜3個、 小花が3〜5個集まって咲きます。
山では木の背が高く見るのが難しいです。 木の下に落ちた花を見つけましょう。

  • 白っぽい枝に紅花が咲くととても目立つ。
    写真 / MayaN

  • 雌花。 真っ赤な柄も目立つ。
    写真 / MayaN

  • 雄花。 高木なので木の下に落ちている花しか見られないことが多い。
    写真 / MayaN

翼のついた実は、 柄が長めです。

  • 柄の長い実
    写真 / 庭木図鑑植木ぺディア

幹・枝

白っぽく縦に裂け目の入った樹皮

  • 写真 / htanaka

  • 写真 / MayaN

冬芽・葉痕

赤みの強い色の冬芽です。 カエデの仲間で、 V字型の葉痕にはお顔があります。

  • 赤い冬芽と、 お顔のある葉痕
    写真 / Tamacha

  • 枝先の花芽は丸みがあり、 対生にたくさんつく。
    写真 / Tamacha

名前の由来

葉が出る前に咲く花が、 赤くて遠くからも目立つということでハナノキと名付けられました。

  • 写真 / MayaN

関わりが深い生き物

花には、 ハナカミキリ、 ハナアブなどいろいろな昆虫がやって来ます。

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