高さ30mにもなる高木。 背が高いので葉や花を観察するのが難しいです。
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特徴
カエデの仲間なのですが、 春に葉の出る前に咲く花が真っ赤で目立つということでハナノキと名付けられました。
以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
葉によって形が様々。 先が浅く三裂します。 ですが時に切れ込みのないものもあります。
葉の周りは鋸の歯のようにギザギザです。
葉は対生。 葉は裏面に粉を吹いている葉腋(葉脈の付け根)には少し毛が生えています。
花
雌雄異株。 花柄に毛が密生。 雌花は1〜3個、 小花が3〜5個集まって咲きます。
山では木の背が高く見るのが難しいです。 木の下に落ちた花を見つけましょう。
実
翼のついた実は、 柄が長めです。
幹・枝
白っぽく縦に裂け目の入った樹皮
冬芽・葉痕
赤みの強い色の冬芽です。 カエデの仲間で、 V字型の葉痕にはお顔があります。
名前の由来
葉が出る前に咲く花が、 赤くて遠くからも目立つということでハナノキと名付けられました。