大きくなるヤナギで高さ15m程になります。 枝を大きく広げて平たい円形の樹形になります。
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特徴
丸みを帯びた葉っぱは、 新葉がきれいに赤くなるので別名をアカメヤナギとも言います。 水辺が好きで、 池などで水につかりながらも、 枝を広げて大きくなるヤナギです。
以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
ヤナギの仲間の中では丸みのある葉っぱなのでマルバヤナギと呼ばれます。
新葉は赤くなります。 細かいギザギザがあり互生です。
花
若葉が芽吹いた後の晩春のころ、 紐のような雄花と雌花が別々の木に咲きます。 日本にいるヤナギの仲間の中では最も花の咲く時期が遅いといわれています。
実
初夏に熟した実が裂けて柳絮(りゅうじょ)と呼ばれる白い綿毛の付いた種を飛ばします。
幹・枝
灰色がかった茶色で、 樹皮は縦に深く裂けます。
冬芽・葉痕
枝から少し飛び出すようにつく、 つやのあるとがった芽です。 赤みのある芽鱗は3枚あるのが特徴です。 (他のヤナギの仲間は、 すっぽりとかぶる帽子のようになっていて継ぎ目がありません。 )V字の葉痕には、 にっこりと微笑むお顔を見ることができます。
名前の由来
葉に丸みがあるヤナギなのでマルバヤナギと名付けられました。
関わりが深い生き物
ヤナギの葉には小さな虫が潜んでいます。 葉に食べあとがあれば探してみましょう。
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