高さ20mほどになります。
ミツデカエデ
3枚セットの葉のカエデ
特徴
3枚1セットの面白い形の葉ですが、 じつは名前の通りカエデの仲間。 葉の縁のサメの歯のようなギザギザがまた個性的です。
秋、 葉が美しくオレンジ色に色づくとカエデの仲間だと気付かされます。
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以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
三枚で1セットの葉っぱです。 葉の先の半分ほどに大きなギザギザがあります。
3~8㎝くらいの長くて赤い柄も印象的です。
花
4~5月の若葉が芽吹いた後に、 黄色い雄花と雌花が別々の木に咲きます。
下向きの花房に20〜50個の花がまとまって咲きます。
実
カエデ特有の2枚の翼を持った実がなります。 年によって実の量はちがい、 豊作の年には冬になっても、 たくさんの実が枝に付いて目立ちます。
幹・枝
灰色がかった茶色の幹肌です。
冬芽・葉痕
白い毛でおおわれた紅色の冬芽が付きます。
人との関わり
木材は器具を作ったり、 たきぎや炭に使われてきました。 盆栽としても仕立てられます。
名前の由来
漢字で「三手楓」と書くように、 三枚1組の葉っぱのカエデであることに由ります。
体験・遊び
・三手(ミツデ)と言いながら葉っぱが5枚セットの五手もあります。 どんな形の葉があるか見つけてみましょう。
・秋、 裏表の色が全然違うので、 「裏は何色かな?」と聞いてから裏返してみましょう。