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ヤブデマリ

1つだけ花びらが小さい

  • 木の自己紹介

    木の自己紹介

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  • 樹木クイズ
  • この木に会える場所

特徴

横にすっと伸びる枝の上に、 ガクアジサイのような花たちがポンポンとリズムよく並んで咲きます。
花のかたまり一つ一つをみると外側をぐるりと囲む装飾花の5枚ある花びらのうち(実は根元でつながっているのですが)、 1枚だけがちょこんと小さいのが分かります。
さらに、 実が熟すと実そのものだけでなく、 支える柄まで真っ赤に染まるという「徹底したこだわり」も見どころです。

以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

  • Peak Season
  • Blossom
  • Leaf
  • Fruit
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
見頃

高さ

低木 (1〜5m)

花の性別

両性花

分布

本州、 四国、 九州

生育地

山地の谷筋など、 湿った林内

分布

本州、 四国、 九州

生育地

山地の谷筋など、 湿った林内

学名

Viburnum plicatum. var. tomentosum

樹形

高さ6mほどまで大きくなります。 水平に伸びた枝に花や実が並ぶようにつきます。  直角に近い角度で枝分かれすることが多いです。

  • こんもりとした樹形
    写真 / 2023.5.30 京都府木津川市 MayaN

  • 枝の上に並ぶように花をつける
    写真 / 2022.5.15 千葉市若葉区 MayaN

  • 短枝が発達しやすいのも特徴
    写真 / 2026.3.1 東京都調布市 Tamacha

丸くて、 縁には山形でよく目立つギザギザがあります。 対生に向かい合ってつき、 まっすぐに並行に伸びる葉脈が目立ちます。 同じ仲間の中では柄が長い方で、 柄には茶色っぽい毛もあります。

  • 葉裏と葉柄に毛が多い。 表は初め毛があるが、 後になくなる
    写真 / 2023.5.30 京都府木津川市 MayaN

  • 枝先の葉はやや細くなりやすい
    写真 / 2022.7.12 茨城県筑波実験植物園 htanaka

  • 早めに紅葉が始まる
    写真 / 庭木図鑑植木ペディア

初夏、 クリーム色の小さな花が集まって咲きます。 花の周りには数個の白い装飾花がつきます。 装飾花の花びらは1枚につながっていますが、 深く切れ込んで5枚の花びらのように見えます。 そのうち1つだけが特に小さく、 目印になります。

  • 1つの花の集まりは直径5~10㎝
    写真 / 2023.4.20 横浜市緑区 MasakoT

  • 装飾花の雄しべと雌しべは退化している
    写真 / 2023.4.20 横浜市緑区 MasakoT

  • 真ん中の花の花びらはクルンと反り、 雄しべが突き出る
    写真 / 2023.4.20 横浜市緑区 MasakoT

  • 5つのうち1つが特に小さい
    写真 / 2022.5.22 東京都八王子市 MasakoT

晩夏から秋にかけて、 楕円形で少しへん平な実がなります。 赤くなった後には黒く熟します。

  • 柄まで真っ赤
    写真 / 2022.7.12 茨城県筑波実験植物園 htanaka

  • 水平に伸びる枝の上に赤い実が並ぶ
    写真 / 2022.7.10 茨城県筑波山 htanaka

  • 完全に熟すと黒くなる
    写真 / 2022.7.12 茨城県筑波実験植物園 htanaka

幹・枝

灰色がかった茶色の樹皮で、 あまり裂けません。

  • 灰色っぽい樹皮
    写真 / 2026.3.1 東京都調布市 Tamacha

  • 小さな皮目があるが、 滑らかな枝
    写真 / 2026.3.1 東京都調布市 Tamacha

冬芽・葉痕

水滴型で、 星状毛という毛におおわれています。 芽鱗は2枚で、 合わせ目のすじが中央に見えます。 葉痕の維管束痕は3つで、 お顔に見えます。

  • 葉痕にははっきりとしたお顔がある
    写真 / 2024.1.29 横浜市緑区 Tamacha

  • 色白な冬芽と葉痕
    写真 / 2024.1.29 横浜市緑区 Tamacha

  • 少し赤みがかった冬芽と葉痕
    写真 / 2019.1.6 埼玉県秩父市 Tamacha

  • 枝の途中の芽は背中合わせ。 お顔も背中合わせ
    写真 / 2019.1.6 埼玉県秩父市 Tamacha

人との関わり

雑木の庭の庭木として用いられることがあります。 かつて京都の丹波周辺では、 この材で牛の鼻にはめる鼻木という輪っかを作りました。

名前の由来

やぶに自生することと、 手まりのように花が集まって咲くことからヤブデマリとよばれます。 ヤブデマリは、 オオデマリという園芸種が生まれる元となった野生種です。

  • 手まりのような丸い花の集まり

その他の情報

本州の日本海側には、 毛が少なくて葉が大きなケナシヤブデマリがあります。 本州静岡県以西、 四国、 九州には葉が小さいコヤブデマリがあります。 ヤブデマリと分布が重なる地域では、 それぞれ中間型も見られます。

  • ケナシヤブデマリ
    写真 / 2024.6.30 新潟県長岡市 Tamacha

関わりが深い生き物

葉はサンゴジュハムシに食べられボロボロになることがあります。

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この木に会える場所

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