(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん)

イチョウ

地球(ちきゅう)(じょう)生き(いき)ている最も(もっとも)古い(ふるい)()一つ(ひとつ)

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イチョウの特徴(とくちょう)

現在(げんざい)地球(ちきゅう)(じょう)生き(いき)ている()(なか)一番(いちばん)古い(ふるい)()一つ(ひとつ)言わ(いわ)れています。2(おく)(ねん)(まえ)恐竜(きょうりゅう)がいた時代(じだい)にも生き(いき)ていました。人類(じんるい)歴史(れきし)の100(ばい)もの時間(じかん)をイチョウはほぼ(かたち)変え(かえ)生き(いき)てきたのです。()(かたち)精子(せいし)による受精(じゅせい)のしくみは独特(どくとく)で「生き(いき)化石(かせき)」と呼ば(よば)れています。
人類(じんるい)(=ホモサピエンス)が(やく)200(まん)(ねん)(まえ)誕生(たんじょう)し、イチョウに近い(ちかい)仲間(なかま)が2(おく)(ねん)以上(いじょう)(まえ)生存(せいぞん)していたとした場合(ばあい)。それぞれの時期(じき)には諸説(しょせつ)あります。

みんなの投稿(とうこう)

以下(いか)情報(じょうほう)は、関東(かんとう)地方(ちほう)基準(きじゅん)にしています。エリアによって1ヶ月(かげつ)くらいの()があります。

()(がた)

全国(ぜんこく)大きな(おおきな)()沢山(たくさん)みられます。(あき)黄葉(こうよう)(こうよう)がきれいです。

  • (あき)黄葉(こうよう)(こうよう)
    写真(しゃしん) / EijiI

  • 有名(ゆうめい)神宮(じんぐう)外苑(がいえん)のイチョウは面白い(おもしろい)(かたち)
    写真(しゃしん) / MayaN

()

(おうぎ)(おうぎ)のような(かたち)()多い(おおい)ですが、色々(いろいろ)(かたち)()があります。
細胞(さいぼう)分裂(ぶんれつ)して()大きく(おおきく)いしてる領域(りょういき)一般(いっぱん)(てき)木の葉(このは)場合(ばあい)()基部(きぶ)にあるのに対し(にたいし)、イチョウの()(さき)のほうにあります。このため、()(かたち)多様(たよう)になります。

  • 色々(いろいろ)(かたち)()がある
    写真(しゃしん) / YukiSano

  • ()についている()様子(ようす)
    写真(しゃしん) / MayaN

(はな)

雌花(めばな)(めばな)は小さく(ちいさく)目立ち(めだち)ません。雄花(おばな)(おばな)は(なが)さ2cmほどです。花粉(かふん)雄しべ(おしべ)から(かぜ)によって雌しべ(めしべ)運ば(はこば)れます。

  • 小さな(ちいさな)雌花(めばな)(めばな)
    写真(しゃしん) / 大作(たいさく)晃一(こういち)

  • らせん(じょう)についた雄花(おばな)(おばな)から()花粉(かふん)(かぜ)によって雌花(めばな)運ば(はこば)れる
    写真(しゃしん) / 大作(たいさく)晃一(こういち)

  • 雄花(おばな)(おばな)
    写真(しゃしん) / MayanN

()

種子(しゅし)銀杏(いちょう)(ぎんなん)と呼ば(よば)れます。内側(うちがわ)硬い(かたい)部分(ぶぶん)食べ(たべ)られますが、外側(そとがわ)(かわ)独特(どくとく)のくさ~い匂い(におい)がします。近年(きんねん)植え(うえ)られた街路(がいろ)(じゅ)などは、ほとんどが()()(おぎ)で銀杏(いちょう)はなりません。

  • たわわに実る(みのる)銀杏(いちょう)(ぎんなん)
    写真(しゃしん) / EijiI

  • 地面(じめん)落ち(おち)銀杏(いちょう)はすごく臭い(くさい)
    写真(しゃしん) / MayaN

  • 臭い(くさい)(かわ)をとると(なか)固い(かたい)部分(ぶぶん)があり、それを割る(われる)食べ(たべ)られる部分(ぶぶん)()てくる
    写真(しゃしん) / MayaN

(みき)

(みき)には、大木(たいぼく)になると深い(ふかい)シワが入り(はいり)ます。(みき)外側(そとがわ)(かわ)厚く(あつく)てコルク(しつ)押す(おす)弾力(だんりょく)があります。燃え(もえ)にくく、(だい)火事(かじ)(のち)残る(のこる)ことが多々(たた)あります。

  • 老木(ろうぼく)樹皮(じゅひ)はコルク(しつ)厚み(あつみ)がある
    写真(しゃしん) / MayaN

  • (とし)をとった()(えだ)には(ちち)垂れ(たれ)(ちだれ)と呼ば(よば)れる突起(とっき)()られるときもある
    写真(しゃしん) / MayaN

冬芽(とうが)

冬芽(とうが)半球(はんきゅう)(がた)()(うろこ)は5(まい)程度(ていど)()(こん)(はん)円形(えんけい)です。(えだ)(みき)、ひこばえなどによって()様子(ようす)違い(ちがい)ます。つぶらな(ひとみ)でこっちを()ている()(こん)のお(かお)もいろいろです。

  • 丸く(まるく)大きな(おおきな)帽子(ぼうし)(なか)に、新しい(あたらしい)葉っぱ(はっぱ)(はな)入っ(はいっ)ています。
    写真(しゃしん) / Tamacha

  • 細い(ほそい)(えだ)にはおさげ(かみ)()が。
    写真(しゃしん) / Tamacha

  • 太め(ふとめ)のひこばえには、長い(ながい)(かみ)のおさげの()が。
    写真(しゃしん) / Tamacha

  • (みき)から()ていた()がとれると、(あたま)寄せ(よせ)合う(あう)小さい(ちいさい)()たちが。
    写真(しゃしん) / Tamacha

名前(なまえ)由来(ゆらい)

()(いち)(まい)ずつなので「一葉(いちよう)(いちよう)」、これが「イチョウ」になったという(せつ)があります。またカモの(あし)(あし)を中国(ちゅうごく)()で「イーチャオ」と言い(いい)、それが「イチョウ」になったという(せつ)もあります。

性格(せいかく)

古い(ふるい)時代(じだい)から生き(いき)ているので、やってることが時々(ときどき)理解(りかい)不能(ふのう)不思議(ふしぎ)ちゃんです。
街路(がいろ)(じゅ)では防火(ぼうか)として植え(うえ)られるイチョウ。過酷(かこく)剪定(せんてい)踏ま(ふま)れて固く(かたく)乾い(かわい)()耐え(たえ)ます。なにより苦手(にがて)なのは加湿(かしつ)()です。(いけ)のそばの湿地(しっち)水はけ(みずはけ)悪い(わるい)場所(ばしょ)お手上げ(おてあげ)のようです。

  • (いけ)のそばで、(みず)がたまる()元気(げんき)のないイチョウ
    写真(しゃしん) / minaei

  • 根元(ねもと)(みず)がたまり、結局(けっきょく)イチョウは枯れ(かれ)ました
    写真(しゃしん) / minaei

体験(たいけん)遊び(あそび)

(あき)黄色く(きいろく)なったイチョウの()で、キツネを作っ(つくっ)てみましょう。()に2か所(かしょ)切れ込み(きれこみ)入れ(いれ)()折り曲げ(おりまげ)、そのまま()()にさします。(みみ)になる部分(ぶぶん)をキツネのように切り(きり)()描く(えがく)とかわいいキツネの出来上がり(できあがり)(みみ)切ら(きら)ずにそのままにして、()丸く(まるく)描く(えがく)とウサギにもなります。

  • 落ち葉(おちば)作る(つくる)キツネ
    写真(しゃしん) / minaei

関わり(かかわり)深い(ふかい)生き物(いきもの)

草食(そうしょく)恐竜(きょうりゅう)()銀杏(いちょう))を食べ(たべ)ていたという(せつ)もあります。
タヌキはギンナンが好物(こうぶつ)。ためフンからイチョウが芽生える(めばえる)ことがあります。

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執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 「性格(せいかく)」「体験(たいけん)遊び(あそび)岩谷(いわたに)美苗(みな) 執筆(しっぴつ)

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