高さ15~20mになります。
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ウワミズザクラの特徴
春にブラシ状の白い花を木にいっぱい咲かせる大きな木です。夏の終わりにはカラフルな実もなります。
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以下の情報は、関東地方を基準にしています。エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
葉の先が少し尖っています。葉の裏の脈が亀の甲のような模様に見えるのが特徴です。
花
4月中旬から下旬、コップを洗うブラシ状の白い花を咲かせます。
実
房状のカラフルな実がなります。
幹
紫色をおびた褐色(濃い茶色)です。
側枝(葉がついていた細い枝)が落ちた後が枝に残るのがウワミズザクラの特徴です。これを落枝痕(らくしこん)と呼びます。
冬芽
丸い落枝痕(らくしこん=側枝が落ちた痕)の脇につく赤い冬芽があったら、ウワミズザクラである目印です。新しく伸びた枝では、半円形の葉痕の上に普通に冬芽がつきます。
名前の由来
古代、シカの肩甲骨の裏に溝を彫り、ウワミズザクラの樹皮で焼き、溝の周辺に生じる割れ目を見て吉凶を占ったといいます。この裏溝が転じて「上溝桜(ウワミゾザクラ)」となり、それが転じてウワミズザクラと呼ぶようになったと言われています。
蕾や実を食用にするとクマリンの香りが強いことから杏仁香または杏仁子(あんにんご)とも呼ばれます。
体験・遊び
蕾は塩漬けや天ぷらにして食べられます。実は果実酒にされます。桜餅のような香りがして美味しいです。