樹高はよく見られるのは2~8mで、 都市部によく植えられています。
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特徴
実はオリーブオイルやピクルス、 コスメなどに使います。 紀元前から栽培されていてギリシャ神話に出てきたり、 平和の象徴的な木です。 日本ではオシャレな木で、 なんだかオリーブオイルをかけると料理がオシャレになるし、 まな板もオリーブってだけでオシャレに感じる魔法がかかります。
以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
Peak Season
Blossom
Leaf
Fruit
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| 見頃 |
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| 花 |
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| 実 |
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高さ
低木 (1〜5m)
小高木 (5~10m)
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花の性別
雌雄同株
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分布原産地は不明。 地中海沿岸で古くから栽培されている |
生息地栽培種につき自然分布はない |
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分布原産地は不明。 地中海沿岸で古くから栽培されている |
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生息地栽培種につき自然分布はない |
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学名Olea europaea |
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樹形
葉
葉は5~7㎝。 対につき、 緑白色で厚く、 葉先は細く尖ります。
花
花は春から初夏に咲きます。 開花の期間が短い上に、 いつ咲いたか見過ごしがちな小さな花です。 同じ木に両性花が咲くことも、 雌花も雄花も別々の花が咲くこともあります。
実
秋から初冬に実が黒く熟します。
自家不和合性という性質を持っており、 同じ木の花の花粉で受粉することができず、 品種によっては1本のオリーブの木だけではあまり実がなりません。
幹・枝
幹や枝の樹皮は灰色をしています。
冬芽・葉痕
枝先、 葉のつけ根に、 白っぽいホワホワの毛でおおわれた小さな芽がつきます。 そのまま伸びて葉になります。
人との関わり
原産地は諸説ありますが、 西アジアと言われています。 オリーブは紀元前3000年から栽培されており、 日本政府は1908(明治41)年に香川県、 三重県、 鹿児島県でオリーブ栽培試験を開始し、 香川県がオリーブ栽培に成功。 小豆島は「日本のオリーブ栽培発祥の地」として知られるようになりました。
名前の由来
ギリシャ語で油(elaifa)からオリーブ(Olive)となったと言われています。
その他の情報
庭木や鉢植えで実を収穫して楽しむには、 花粉が多い品種を一緒に育てたり、 1本でも果実をつけやすい品種を選んで育てるのがおすすめです。
●花粉樹によい品種(受粉させたい木と開花のタイミングが合うものを選びましょう。 )
ネバディロ・ブランコ、 カヨンヌ、 アレクッゾ、 サウスオーストラリアンベルダル
●1本でも果実をつけやすい品種
ルッカ、 オヒブランカ、 ピクアル、 アルベッキーナ、 バロウニ
性格
オリーブは日光大好き。 温暖で雨が少ない場所が好みですが、 寒さもないと花が咲きません。 沖縄では寒さが足りず、 花が咲かないので実がなりません。 (ソメイヨシノが沖縄で咲かないのと一緒です。 )北海道など寒冷地では温室では育てられますが、 実はなかなかなりません。 日本は、 オリーブ栽培が盛んな地中海沿岸とは土壌や気候が違うため栽培が難しく、 小豆島などの限られた地域で生産されています。
体験・遊び
手作りオリーブオイルは、 市販のオリーブオイルとは全く違い、 青りんごのような香りがします。 豆腐やサラダにかけてもおいしいし、 手にぬっても良いです。 まず晩秋から初冬に実を鳥に取られる前に収穫しないといけません。
