サルスベリ

サルも滑り(すべり)そうなツルツルの幹(みき)

木(き)の自己(じこ)紹介(しょうかい)
樹木(じゅもく)クイズ

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サルスベリの特徴(とくちょう)

幹(みき)がツルツルなのが特徴(とくちょう)です。サルも滑る(すべる)ぐらいツルツルなので「さるすべる」→「サルスベリ」となったと言わ(いわ)れています。花(はな)の少ない(すくない)真夏(まなつ)に美しい(うつくしい)花(はな)をさかせるので、とても目立ち(めだち)ます。

以下(いか)の情報(じょうほう)は、関東(かんとう)地方(ちほう)を基準(きじゅん)にしています。エリアによって1ヶ月(かげつ)くらいの差(さ)があります。

樹(き)形(がた)

幹(みき)がクネクネ曲がり(まがり)全体(ぜんたい)も少し(すこし)曲線(きょくせん)を描い(えがい)たような姿(すがた)になります。これがが日本(にっぽん)の美(び)のセンスにあうということで、日本(にっぽん)庭園(ていえん)にもよく植え(うえ)られます。

真夏(まなつ)から初秋(しょしゅう)に元気(げんき)に花(はな)を咲かせる(さかせる)
写真(しゃしん) / MayaN
花(はな)の少ない(すくない)夏(なつ)の緑地(りょくち)のアクセントとなる
写真(しゃしん) / MayaN
花(はな)だけではなく秋(あき)の紅葉(こうよう)も美しい(うつくしい)
写真(しゃしん) / MayaN

葉(は)

小さめ(ちいさめ)の丸っこい(まるっこい)葉(は)が2枚(まい)ずつ交互(こうご)に枝(えだ)につきます。

葉(は)は二(に)枚(まい)ずつ交互(こうご)についていることが多い(おおい)
写真(しゃしん) / EijiI

花(はな)

真夏(まなつ)から秋(あき)の長い(ながい)期間(きかん)、さまざまな色(いろ)の花(はな)をたくさん咲かせ(さかせ)ます。

たくさん固まっ(かたまっ)て咲く(さく)ので華やか(はなやか)
写真(しゃしん) / MasakoT
花びら(はなびら)には柄(え)がある
写真(しゃしん) / MasakoT
雌しべ(めしべ)が雄しべ(おしべ)よりずっと長い(ながい)
写真(しゃしん) / MasakoT
真夏(まなつ)のシンボルとも言える(いえる)
写真(しゃしん) / MayaN

実(み)

黒っぽい(くろっぽい)丸い(まるい)実(み)がなります。実(み)が割れる(われる)と中(なか)から羽(はね)のついた種(たね)がたくさん出(で)てきます。

丸い(まるい)実(み)が沢山(たくさん)なる
写真(しゃしん) / EijiI
実(み)の中(なか)から羽(はね)のついた種(たね)が出(で)てくる
写真(しゃしん) / MayaN
種(たね)が落ち(おち)た後(のち)も、外側(そとがわ)だけ木(き)に残る(のこる)
写真(しゃしん) / MayaN

幹(みき)

つるつるした面白い(おもしろい)模様(もよう)の樹皮(じゅひ)です。

ツルツルした幹(みき)
写真(しゃしん) / MayaN
ツルツルになる途中(とちゅう)の幹(みき)。皮(かわ)がむけていく。
写真(しゃしん) / MayaN

名前(なまえ)の由来(ゆらい)

幹(みき)がサルが滑る(すべる)くらい滑らか(なめらか)なので「サルスベリ」と名前(なまえ)につきました。赤(あか)やピンクの美しい(うつくしい)花(はな)が100日(にち)も咲く(さく)ということで「百日紅(さるすべり)」（ヒャクジツコウ）と呼ば(よば)れたり漢字(かんじ)で書い(かい)たりされます。

関わり(かかわり)が深い(ふかい)生き物(いきもの)

梅雨(つゆ)時(じ)に人家(じんか)の庭(にわ)などで、ギンスジオオマドガというきれいなガが見(み)られることがあります。

タップすると詳細(しょうさい)が見(み)られます

ギンスジオオマドガ

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