ヒメシャラ

まだら模様(もよう)の赤い(あかい)幹(みき)がおしゃれ

木(き)の自己(じこ)紹介(しょうかい)
樹木(じゅもく)クイズ

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特徴(とくちょう)

まだら模様(もよう)の赤い(あかい)幹(みき)がおしゃれです。
樹皮(じゅひ)や春(はる)の新緑(しんりょく)、白く(しろく)て小さな(ちいさな)ツバキのような花(はな)、秋(あき)の紅葉(こうよう)、どれも美しく(うつくしく)庭木(にわき)として人気(にんき)のあります。

みんなの投稿(とうこう)

以下(いか)の情報(じょうほう)は、関東(かんとう)地方(ちほう)を基準(きじゅん)にしています。エリアによって1ヶ月(かげつ)くらいの差(さ)があります。

樹(き)形(がた)

赤い(あかい)幹(みき)や細かい(こまかい)枝(えだ)ぶりが個性(こせい)的(てき)で他(た)の木(き)と見分け(みわけ)がつけやすいです。
姿(すがた)が美しい(うつくしい)ということで、庭木(にわき)としてよく植え(うえ)られます。

姿(すがた)は柔らかい(やわらかい)涼し気(すずしげ)な感じ(かんじ)

葉(は)

先(さき)が鋭く(するどく)とがり、縁(えん)にギザギザがあります。葉(は)の周り(まわり)と裏面(りめん)の脈(みゃく)状(じょう)に細かい(こまかい)毛(け)が生え(はえ)、触る(さわる)とフワッとした感じ(かんじ)がします。

先(さき)が鋭く(するどく)とがり、縁(えん)にギザギザがある
縁(えん)に細かい(こまかい)毛(け)があり、触る(さわる)とふわっとした感じ(かんじ)がする
紅葉(こうよう)が美しい(うつくしい)
写真(しゃしん) / 庭木(にわき)図鑑(ずかん)植木(うえき)ペディア

花(はな)

花(はな)は白色(はくしょく)です。ツバキの花(はな)を小さく(ちいさく)したような形(かたち)をしています。

ツバキの花(はな)を小さく(ちいさく)した感じ(かんじ)
花(はな)は小ぶり(こぶり)だが沢山(たくさん)咲い(さい)て華やか(はなやか)
近づい(ちかづい)てみるとまさにツバキ。５枚(まい)の花びら(はなびら)と雄しべ(おしべ)が合着(あいぎ)している。
花(はな)ごと落ちる(おちる)のもツバキっぽい
花(はな)の後ろ姿(うしろすがた)。２枚(まい)の苞(つと)がある。苞(つと)や花びら(はなびら)の裏(うら)には絹(きぬ)状(じょう)の毛(け)が生える(はえる)
蕾(つぼみ)。絹(きぬ)状(じょう)の毛(け)が生え(はえ)ているので柔らかい(やわらかい)光沢(こうたく)がある
写真(しゃしん) / MasakoT
虫(むし)に人気(にんき)がある。
写真(しゃしん) / MasakoT

実(み)

実(み)が割れる(われる)と中(なか)には翼(つばさ)（はね）のついた小さな(ちいさな)種(たね)が入っ(はいっ)ています。

実は(じつは)先(さき)がわれて、翼(つばさ)のついた種(たね)がこぼれでる
写真(しゃしん) / MasakoT
たくさんの実(み)をつける木(き)もある

幹(みき)

赤(あか)っぽい色(いろ)です。薄く(うすく)はがれてきてなめらか。色んな(いろんな)色(いろ)の斑紋(はんもん)（はんもん）があるように見え(みえ)ます。

写真(しゃしん) / MasakoT

名前(なまえ)の由来(ゆらい)

シャラというのはシャラノキ（ナツツバキ）のことを指し(さし)ます。シャラノキより花(はな)や葉(は)が小さい(ちいさい)ことからヒメシャラと呼ば(よば)れます。ですが木(き)全体(ぜんたい)はけっして小さく(ちいさく)はなく、 15mにもなります。

性格(せいかく)

住宅(じゅうたく)では華奢(きゃしゃ)な姿(すがた)で植え(うえ)られていますが、ヒメシャラは野生(やせい)児(じ)のように山(やま)でのびのび成長(せいちょう)します。樹皮(じゅひ)は薄い(うすい)皮(かわ)がちりちりむけていて、まるで日(ひ)に焼け(やけ)て皮(かわ)がむけている子ども(こども)の背中(せなか)のようです。都会(とかい)に連れ(つれ)てこられ、元気(げんき)がなくなるものが多く(おおく)、アニメのハイジのようなイメージを抱い(だい)てしまいます。