深い森には巨木が多くあります。

ブナ
雪国の森のメインキャスト

ブナの特徴
雪国の森の主役と言える木です。縄文の時代から食料や道具や燃料として日本(特に東北)の人々の生活を支えてくれた大切な木でした。深い森には大木が多くあります。
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以下の情報は、関東地方を基準にしています。エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形
葉
色んな大きさ、形があります。
日本海側の方が葉が大きいです。
春の新緑は美しく、また秋の黄葉は一本一本違う色で山を染めます。
花
花は毎年さくことはほとんどありません。
実
とげとげした殻斗(かくと、ドングリの帽子にあたる部分)が割れると2個の先のとがったドングリが出てきます。クマが大好物です。ドングリの量は年によって違い、5~7年に一回大豊作の年があります。
幹
薄いグレーに白い地衣類がくっついてお化粧をしたような感じです。
名前の由来
風が吹くと、木からブーンという音がすることから「ぶん鳴りの木」からブナの木になったという説があります。
関わりが深い生き物
ブナのドングリは、クマ、ネズミ、ノウサギ、リスなど沢山の動物たちの大切な食べ物。ブナ、ミズナラ、コナラのドングリが不作の年は、クマのエサが不足し、人里に下りてきます。
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