太い枝を伸ばして、 全体的にどっしりとした樹形になります。
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特徴
昔の人々の生活に色々な方法で活用された木です。 実の皮にはサポニンという物質が含まれており、 せっけんになります。 また種は、 羽子板の羽の玉や食料になったりします。
以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
小さい葉が少しずつずれて何枚も付いていて、 全体で一枚の葉です。
花
雄花と雌花が混じって咲きます。
実
実の皮が半透明です。 この半透明の皮がせっけんのように使えます。 ペットボトルに水と一緒に入れて振ると泡立ちます。 中の黒い種が羽子板の羽の黒い部分に使われています。
幹・枝
若い木の幹は、 なめらか。 年をとった木の樹皮はうすくはがれる。
冬芽・葉痕
太い枝に、 小さな2つの芽がついています。 葉痕は芽よりかなり大きく、 笑っているような、 寝ているようなお顔があります。
名前の由来
種が黒いから「実黒地」からムクロジになったという説があります。
関わりが深い生き物
花には、 ハナバチ、 ハナムグリ、 チョウなどいろいろな昆虫がやって来ます。