
ヤエヤマホングウシダ
細長くてひょろひょろ
特徴
熱帯域に分布するシダで、 日本では八重山諸島の2つの島にだけ生えています。 より普通に見られる近縁のトラノオホングウシダよりも葉は小さくて細長く、 ひょろひょろとしています。 また、 根茎がより短いので、 葉が密に出る感じになります。 羽片は上側だけ2~4つほど切れ込み、 このフチに胞子のう群をつけます。
葉の長さ : 20~40cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 低山の湿った斜面など
分布 : 琉球(石垣島・西表島)、 台湾、 中国、 南アジア、 東南アジア
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。