特徴
南国に生える細長めのシダ。 近縁のタマシダよりも大きくなり、 羽片は長くてその先がよく尖り、 地中に貯水の玉をつけません。 また、 本種と雑種を作ることがあるホウビカンジュとは、 ツヤが弱めで、 羽片基部上側が耳状に出ることなどで異なります。 名前のヤンバルは、 沖縄本島北部の山原地方に由来します。
葉の長さ : 60~120cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 :低山の林縁や林内
分布 : 琉球(沖縄島以南)、 小笠原、 台湾、 中国南部、 南アジア、 東南アジア、 オーストラリア
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。