長い第2脚で探りながら歩く様子が、 盲人が杖で歩く姿に似ていることから、 ザトウムシと名づけられました。 座頭(ざとう)は江戸時代の盲人の重要な階級の一つです。

ゴホントゲザトウムシ
赤いトゲをもつザトウムシ
特徴
ザトウムシ目マザトウムシ科の仲間。 大型のザトウムシ。 雑木林などで見られ、 湿り気のある日陰を好みます。 黒~茶褐色の体に5本の赤いトゲがあり、 あしはやや短めです。
大きさ : 体長約10mm
食べ物 : 小さな虫など
成体が見られる時期 : 5~7月
分布 : 本州、 四国、 九州
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。