オオアオイトトンボに似ています。
オオアオイトトンボは成熟しても白い粉をおびませんが、 本種のオスと一部のメスは白い粉をおびます。
オスは、 腹部先端の尾部下付属器(びぶかふぞくき=メスの頭部の後ろをはさむ器官)の形で見分けることができます。
アオイトトンボ
白い粉を帯びる緑色のトンボ
特徴
アオイトトンボ科の仲間。 水生植物が生えている池や湿地で見られます。 オスは成熟すると胸と腹端に白い粉をおびます。 メスは、 白い粉をおびるものとおびないものがいます。 未熟な成虫は林縁で過ごし、 9月頃になると池に戻ります。 メスはイネ科などの植物に産卵します。 卵越冬。
大きさ : 体長38~45mm
食べ物 : 幼虫はミジンコ、 ボウフラ、 水生昆虫など 成虫は生きた昆虫など
成虫が見られる時期 : 4~11月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
