アオイトトンボ

白い粉を帯びる緑色のトンボ

  • メス。 白い粉をおびるタイプ。
    腹部先端が膨らみ産卵管がある。
    写真 / 2024.10.2 千葉県市川市 MasakoT

  • メス。 左右の複眼は離れる。
    写真 / 2024.9.4 千葉県市川市 MasakoT

  • メス。
    写真 / 2024.8.28 千葉県市川市 MasakoT

  • 未熟なメス。
    写真 / 2024.6.5 千葉県市川市 MasakoT

  • オス。 はねを半開きにしてとまる。
    写真 / 2023.10.8 千葉県船橋市 MasakoT

  • オス。 成熟すると、 胸と腹部の端に白い粉をおびる。
    写真 / 2023.10.8 千葉県船橋市 MasakoT

  • オス。 成熟すると複眼は青くなる。
    写真 / 2023.10.8 千葉県船橋市 MasakoT

  • オス。
    写真 / 2017.8.7 千葉県習志野市 MasakoT

  • 緑色の金属光沢部がふつう第2側縫線に達しない。
    写真 / 2025.8.6 千葉県市川市 MasakoT

特徴

アオイトトンボ科の仲間。 水生植物が生えている池や湿地で見られます。 オスは成熟すると胸と腹端に白い粉をおびます。 メスは、 白い粉をおびるものとおびないものがいます。 未熟な成虫は林縁で過ごし、 9月頃になると池に戻ります。 メスはイネ科などの植物に産卵します。 卵越冬。
 
大きさ : 体長38~45mm
食べ物 : 幼虫はミジンコ、 ボウフラ、 水生昆虫など 成虫は生きた昆虫など 
成虫が見られる時期 : 4~11月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。

似た仲間との見分け方

オオアオイトトンボに似ています。
オオアオイトトンボは成熟しても白い粉をおびませんが、 本種のオスと一部のメスは白い粉をおびます。
オスは、 腹部先端の尾部下付属器(びぶかふぞくき=メスの頭部の後ろをはさむ器官)の形で見分けることができます。

  • 背中から見たオスの尾部下付属器。
    オオアオイトトンボはくの字型に曲がる。
    アオイトトンボは直線状。

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